2014年度(平成26年度)後期

体験型講義「エンプロイアビリティ」

対象

全研究科の博士課程(前期・後期)学生 
(文系・理系を問わない)

開講時間

後期・月曜5限

開講場所

情報科学研究科棟 第2講義室

担当教員
教養教育院ACEプロジェクト 栗本英和 教授
学術研究・産学官連携推進本部
国際産学連携・人材育成グループ
河野 廉 教授
森 典華 特任准教授
玉井克幸 リサーチ・アドミニストレーター
学生相談総合センター 船津静代 助教

講義目的

終身雇用制度が崩壊し、年功序列や長期雇用が期待できない現在。スキルアップやキャリアアップも企業に頼ることができなくなった。ライフキャリアを考え、自ら積極的にキャリア構築に必要な知識・スキルを修得し、売り込める自己開発をしなければならない。つまり、各自が能動的に、「エンプロイアビリティ」を身に付ける必要がある。
本講義では、「エンプロイアビリティ」の大きな3要素である、

1. 専門能力
2. コミュニケーション能力
3. 対人関係能力

を、PBL(Problem-based Learning)によって養い、各自のキャリアデザインに活かすことを目的とする。

講義スケジュール
第1回
10月6日
キャリア形成の必要性-オリエンテーション-
本講義の進め方、自己理解から環境理解
第2回
10月20日
インタビューのための基礎的スキル
チーム作り、インタビュー会議、テーマ決定、ビジネスマナー(ロールプレイ)、
取材会議
第3回
10月27日
PBL① 企業
第4回
11月10日
PBL② 中部経済連合会
第5回
11月17日
ファイナンシャルプラン-ライフプランに即した資金計画
第6回
11月25日
中間ヒアリングに向けたブラッシュアップ
第7回
12月4日
見学及び中間ヒアリング 中部経済連合会
第8回
12月8日
PBL②-1 発表に向けたブラッシュアップ1
第9回
12月15日
PBL②-2 発表に向けたブラッシュアップ2
第10回
12月22日
研究者になる為のスキルと準備
第11回
1月5日
プレ発表とブラッシュアップ作業
プレ発表で抽出された問題点を各グループが検証する
第12回
1月13日
『学生からの課題解決のためのプレゼン』
学生による課題解決に向けた最終プレゼン評価
第13回
1月19日
プレゼンの振り返り
第14回
1月26日
MBTIによる自己理解の醸成
・分析結果から自己特性を知る
・自分をより活かしていくために
第15回
2月2日
振り返りとまとめ
一本講義を通して経験したこと・身につけたこと
次に活かすための整理とまとめ

講義全体の流れ

1.導入(意識・動機付け)
2. ロジカルシンキングトレーニング(論理的思考の手法の修得)
3. プレゼンテーションスキルトレーニング(プレゼンスキルの修得)
4. PBL実践
 ①スモールPBL(チームビルディング、課題発見力の修得)
 ②本格PBL(チームワーク、時間のマネジメントスキルの修得)
  a. 導入
  b. 中間プレゼン(プレゼン力、傾聴力などの修得)
  c. 最終プレゼン(社会人基礎力の修得)
5. MBTI (Myers-Briggs Type Indicator)による自己特性の理解
6. 自己評価・他者評価(講義全体を通した振返り)

※1~3, 5は個人ワーク。2~4, 6~9,11~13,15はグループワーク。グループは文・理混合で2つ(いずれも4名編成)。

PBLの流れ

2014年度のPBL課題は、「新入社員の社会人基礎力を産学官連携で高める施策を考える」(中部経済連合会からの課題)。学生ならではの視点で、中部経済連合会の課題・ニーズに対する解決策を提案する。

高い評価を得た場合は、中部経済連合会の施策や提言に盛り込まれる。

1.導入
 中部経済連合会から、課題の趣旨・目的等を説明
2. グループワーク
 施策案を、グループにてディスカッション
3. 中間プレゼン
 中部経済連合会にて、施策案の方向性等について議論
4. グループワーク
 中部経済連合会での議論を受け、施策案の作り込み作業
5. 最終プレゼン
 学生からの施策提言
 グループA:学生と企業の若手社員のコミュニケーション能力UPを目指して!

 グループB:主体性を磨き上げよう!~企業へ届け、僕らの提案~


 中部経済連合会からの評価

 ・企業には無い学生目線からの施策提言で、参考になった。
 ・いい部分は、中部経済連合会の施策に取り入れたい。

自己評価・他者評価による自己分析

1. 毎回「My基礎力チェックシート.pdf」(振り返りシート)を各自が作成。
2. 最終回に自己による総括評価とともに、グループ内での振り返りの共有(自己評価と他者評価)
3. 上記振り返りを基に、Next Actionを考察

自己・他者評価による「振り返り」から・・・
・自分では主体性を身に付けたと感じていたが、他者からは、主体性が無いとの評価もあった。
(自己評価と他者評価の比較による自己分析)
・広く社会人基礎力を考える機会となった。(エンプロイアビリティへの理解)
・キャリアデザインについて考える契機となった。(キャリア構築への理解)
・グループワークでは、客観的かつ主体性を持って動くよう心掛けた。(コミュニケーション能力の修得)

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