イベント情報

平成25年度 総会、講演会、意見交換会

2013/07/27 開催

日時:平成25年7月27日(土) 13:30~18:20

場所:名古屋大学医学部附属病院 中央診療棟3階講堂

はじめに司会の名古屋大学研究協力部社会連携課課長の富田博明より出席者39名、委任状80名、合計119名で、この数は会員177社及び個人会員26名の過半数であり、総会が成立したとの報告がありました。なお、総会開会挨拶を名古屋大学協力会顧問の濱口道成名古屋大学総長から、また、閉会挨拶を名古屋大学副会長の内山田竹志トヨタ自動車会長からいただきました。

濱口道成名古屋大学総長 挨拶

こんにちは。濱口でございます。
今日は本当に暑い中ご参集していただきましてありがとうございます。

平成25年度名古屋大学協力会開催にあたって一言ごあいさつ申し上げます。
本年の協力会は、法人会員177社、個人会員は25名ということで大変大きな組織になったことを改めて実感しております。本当にありがとうございます。日頃のご支援に対し深く感謝しております。

今年は講演テーマとして、再生可能エネルギー、太陽エネルギーの活用、車載蓄電池を活用したマネージメント等に議論を絞りまして、NEDOの徳岡様、中部電力の平岩様、それから名古屋大学からは河本先生、鈴木先生に講演していただくことになっております。あらためて深く御礼申し上げます。
このエネルギーの話をするのに何でこの鶴舞かというようなことをちょっと感じられるかもしれませんが、一つはこのエネルギーという問題は、サステナビリティー・持続可能性という問題が科学の大きなテーマになってきて、その中で3.11を我々は体験していかにしてこの効率的なエネルギーを持続可能な社会の中へ作り上げていくかという、すごく大きな課題になっております。極めて私タイムリーなテーマと思っております。

それからもう少し申しあげますと、この鶴舞で開く理由は、最近、内山田会長から車に乗ると老けないような車づくりのための研究をやれという宿題をいただきました。抗老化車。本当に夢ではなくて従来の機械の開発は性能を如何にあげるか、付加価値を如何にあげるかでずーと走ってきたのですが、その行く末がある意味で電器産業界の現状になりつつある。多様なアジアの民族の現状を理解しながら何を今人類が求めているか、日本社会が求めているかをバックキャスト的にテーマ設定して開発することが非常に重要になってきております。
ハイブリッドエンジンがその典型的なものと思います。それをもう少し深く掘り下げて情報交換するためには、従来、機械だけの進化で考えてきたものを、人と機械のインターフェースをどうすればいいか、複数のファクターを考えながら次のものを開発しなければならない。そういう時代に中部、愛知県、名古屋は来ていると思います。
その行き先がたとえば抗老化車が超高齢社会でのテーマ設定になると思います。 もう一つは、この人口減少社会の中で中部の産業は35年にわたり、日本のものづくりのトップを走りこの地域が活力を維持していくためには、アジアを視野に入れ、多様性を視野にいれた議論が必要でありますし、それからアジアへの展開をどう図るかという議論もおそらく近未来には深く掘り下げていかなければいけない時代に来ております。

名古屋大学としては、アジアの主要な国に日本法教育研究センターを8か所今年作る予定になっております。
今稼働しているのは6か所です。基本的には日本企業の方々がアジアに展開するときに、皆さん非常に無意識に公開されています。日本の常識のまま、日本の法律のまま活動できると思っておりますが、例えばミヤンマーへ行きますと会社法はないですね。知財法もない。そういう現場でどう展開するかというと、情報もとらなければいけないし、皆様方が活動しやすい法整備などを我々がバックアップして、間違いのないような展開ができる、そういうオール名古屋の活動が必要です。
ですから名古屋大学協力会も今後はちょっと人文系の話も入ってきたほうがよいのではないかなということを感じながら、今日、講演会の資料を見ていた次第であります。

今日1日、暑い中、暑さに負けないように、より熱い議論をしていただいてあと意見交換会にも出席していただいて、我々のいく末、未来がどうあるべきかを具体的にイメージを描きながら中部の産業の活性化を一緒に考えていきたいと思います。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

平成24年度 事業報告

<平成24年度実施事業概要>

1. 会員数
  • 昨年度入会 13社、退会6社、1名 個人会員入会1名。
  • 平成25年7月27日現在、法人177社、個人26名。
2. セミナー・講演会・見学会の開催
  1. 4月20日 第1回ワークショップ【主催】
  2. 6月15日 あいち産業科学技術総合センター「 知の拠点」見学会【主催】
  3. 7月14日 名古屋大学協力会 総会講演会【主催】
  4. 8月31日 テクノ・フェア名大2012【後援】
  5. 10月4日 Leti Day in NAGOYA【後援】
    Leti:フランス原子力・代替エネルギー庁/電子情報技術研究所
  6. 11月22日 国際環境リーダー育成のための高等教育フォーラム【後援】
  7. 12月4日 中部地区医療・バイオ系シーズ発表会【後援】
  8. 12月6日 食品工業技術センター セミナーおよび見学会【主催】
  9. 1月25日 第2回ワークショップ工学系【主催】
  10. 1月28日~2月1日 第5回先進プラズマ科学と窒化物及びナノ材料への応用に関する国際シンポジウム【後援】

※意見交換会の開催。協力会主催のセミナー・講演会後には会員相互の親睦と懇談をおこなった。

3. 会員への広報
  1. 名古屋大学協力会ニュースレターNo.8の作成、会員へ配布。
  2. メルマガによる研究室紹介:9通20件。イベント紹介 22通。
  3. 名古屋大学協力会研究室紹介2012 CDの作成、会員へ配布。
4. 会員サービス
  1. 企業訪問: 26社を訪問し、積極的にニーズ調査を実施した。
  2. 技術相談・共同研究などの支援:
    ・技術相談件数:29件
    ・共同研究:9件
  3. 求人活動支援:
    ・求人票提出企業:10社
    ・就職成立企業:0社
5. その他の活動
  1. しんきん「ことづくりゼミナール」【後援】。6回/7回。
    ・協力会は、講師選定に協力、協力会の会員勧誘を行った。
  2. 愛知製鋼研究発表会へ協力。名大シーズ展示・説明を実施した。

平成24年度会計報告


平成24年度決算報告 [PDF:61KB]

平成25年度予算(案)


平成25年度予算計画(案) [PDF:54KB]

内山田竹志副会長閉会挨拶

 ただいまご紹介いただきました名古屋大学協力会副会長を務めさせていただいておりますトヨタ自動車の内山田でございます。

 ちょうど1週間前に、参議院選挙が終わりまして、ねじれ国会が解消されたということで、いよいよ本当にこの20年の日本経済の停滞を打ち破ることができるかどうかという瀬戸際に差し掛かっているわけですが、これの一番大きなもとになっているのは今、政権が発表しまいた三本の矢の三本目の成長戦略ではないかと思っております。
 総理大臣の成長戦略の中で、科学技術イノベーション、これを強力に推進しながら成長していくといふうにおっしゃっておられますが、ご存じのように天然資源のほとんどありませんわが国にとりましては産業立国というのが経済成長していくことがとても大事なことであるわけですけれども、そのためには特に中部地方で盛んなモノづくりがベースになっております。

 日本のものづくりはこれまで匠の技に支えられている現場の強さとよく言われていまして、これは本当にその通りですけれども、産業立国をしていくという立場から言いますと、産業自身の国際競争力が持続的に続いていかないとだめだと思いますので、私はそのために、現場の匠の技ともう一つは技術開発、新製品開発というその新しい技術を世界に先駆けてどれだけ産業に取り込むということでないかと思っております。
 特にこの部分にいては、日本には優秀な大学がたくさんありますし、当地域には名古屋大学はまず中核大学ということで、頑張ってみえるわけです。

 この名大協力会も設立の趣旨そのものですけれども、大学の知を如何に産業界に移転するか、あるいは産業界と大学の産学連携をいかにお手伝いするかということでやっているわけです。

 特に中小企業にフォーカスして知の移転、産学連携を進めていこうというのがこの会の狙いですけれども、そういう意味でぜひ、本年も魅力的な計画が立案されておりますけれども、会員各社の皆様が名古屋大学を使っていただいてこの地区の産業競争力がますます有利なものになるようにしていけたら協力会としては大変幸せ、やりがいがあると思いますので、協力会そのものをサポートしていただくとともに、使っていただいて、是非、中部地区の産業競争力をますます日本の中で、あるいは世界の中で強固なものになるように、協力して進めてもらいたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

講演会

オーガナイザー挨拶(14:10~14:15)

 名古屋大学化学・生物学工学専攻 教授 河本 邦仁

講演1 (14:15~14:55)

・再生可能エネルギー導入普及に向けたNEDOの技術開発
 NEDO新エネルギー部 統括主幹 徳岡 麻比古

講演2 (15:00~15:40)

・再生可能エネルギーの導入拡大に向けた取り組み
 中部電力株式会社 執行役員 経営戦略本部部長 平岩 芳朗

休憩 (15:40~16:30)

講演3 (15:50~16:30)

・太陽エネルギー社会基盤材料・デバイスの開発
 名古屋大学大学院工学研究科 教授 河本 邦仁

講演4 (16:35~17:15)

・車載蓄電池を活用したエネルギーマネジメントシステム
 名古屋大学大学院工学研究科 教授 鈴木 達也

意見交換会 (17:20~18:20)

講演会終了後の意見交換会では122名、懇談会は40名ほどの参加者があり、活発な情報交換が行われました。

  

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