補完研究機関

補完研究機関

本プロジェクトを補完しうる公募(補完)研究として、以下の試験研究計画が生物系特定産業技術研究支援センター(生研センター)により採択されました。本拠点と一丸となり、農業現場で役立つセンサーやコンテンツ、システム等の開発・研究を進めます。

S1 低層リモートセンシングによる作物モニタリングを用いた効率的栽培管理システムの構築

研究代表者


岩田洋佳

東京大学 農学生命科学研究科 准教授

研究グループ紹介・挨拶


準備中

構成員


○国立大学法人 東京大学 農学生命科学研究科(代表機関)
○エアフォーディー株式会社
○凸版印刷株式会社
○国立大学法人 名古屋大学 生物機能開発利用研究センター
○有限会社西部農場

S2 超微量ガス検知技術を用いた園芸作物の病害早期発見/診断センサーの開発

研究代表者


湯本正樹

理化学研究所 光量子制御技術開発チーム 研究員

研究グループ紹介・挨拶


作物は数千種類の揮発性成分を作物ガスとして放出しており、そのガス成分中には育成状態(病害等)に起因した特定の成分が含まれている。本研究では、理化学研究所が有する中赤外レーザーを用いた超微量ガス検知技術を駆使して、作物から放出されるガス成分を高感度分析し、従来では取得困難であった病害リスクに関する情報が即時取得可能なセンサーの実現を目指す。さらにセンサーの小型化、可搬型化を行うことで、農業従事者が実際の圃場で利用可能なセンサーを開発する。また作物の育成状態を反映して作物のにおいが変化することがベテラン農業従事者の経験から明らかとなっている。センサー開発に当たっては、作物が放出するガスを人の嗅覚で感知可能な閾値を上回る検出下限のガス濃度を、実際の圃場で分析できるセンサーの実現を目指す。

構成員


○国立研究開発法人 理化学研究所 光量子制御技術開発チーム(代表機関)
○株式会社メガオプト

S3 植物状態と作業行動記録による気づきナレッジの開発とその現場実証

研究代表者


島津 秀雄

NECソリューションイノベータ株式会社 執行役員兼システムテクノロジーラボラトリ 所長

研究グループ紹介・挨拶


本研究は、農業における生産者のノウハウの共有を行い、人材育成をより効率的かつ効果的に実現するため、第一線で活躍している栽培指導者の生産現場における指導事例や栽培ノウハウを形式知化する方法論を確立し、その方法論を組織的に実践するためのICTツール群の開発を行い、その効果を先進的な農業法人の現場で実証することを目標とする。 生産者が生産現場で暗黙に行っている周囲の環境や植物状態の情報や過去の状況からの判断と、植物状態や作業・環境・品質を時系列で記録するデータベース及び類似事例を検索しアドバイスする技術を開発する。また、複数の異なる生産者、圃場条件の実証圃場でデータの共通点、特殊性を分析する分析技術を開発する。さらに知財としての「気づき」の共有を促進するため「気づき」記録フォーマットの標準化を図る。

構成員


○NECソリューションイノベータ株式会社(代表機関)
○富士通株式会社
○株式会社サラダボウル
○株式会社和郷
○株式会社浅井農園

研究概要図


S4 農業情報標準の相互運用性をWeb Serviceとして実現する情報プラットフォームの開発と実証

研究代表者


柴崎 亮介

東京大学 空間情報科学研究センター 教授

研究グループ紹介・挨拶


本研究では、AgroXML、 FarmXML等の規格によるシンタックスな標準化と、農業に関する用語等のセマンティックな標準化を連携させる手法(Web Service)を検討し、農業情報の相互利用や相互流通を実現する。AgroXML、FarmXMLなどのこれまでの政府及び関連団体の取り組みや、計画研究で計画されているSOSなどのWeb Serviceと、オントロジー技術を用いて農業情報に関する用語をダイナミックなContext認識により組み合わせた新技術との融合を図る。フィールドタッチ((株)IHI)などの実績のあるプラットフォームとユーザー資源を利用したAPI仕様確立、実証実験を通して、農業データ基盤となるシステム構築を行う。


構成員


○国立大学法人 東京大学 空間情報科学研究センター(代表研究機関)
○国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センター
○株式会社 IHI

研究概要図


S5 情報入力・通信環境機能を備えた低価格センサーシステムの全国圃場への導入と共通データベース・情報共有システムの構築による実証試験

研究代表者


神田 和也

鶴岡工業高等専門学校 教授         

研究グループ紹介・挨拶


研究戦略「情報工学との連携による農林水産分野の情報インフラの構築」、「拠点研究機関の試験研究計画名:ICT 活用農業 事業化・普及プロジェクト」において、取り組む研究項目に対して以下のような補完研究を実施する。中規模以下の専業農家において農業ICT 化を阻む要因である「機材導入等のコスト負担、売上増に有効な手段が少ない、中規模農家ではメリットが少ない」を解決するため、販売価格1万円代である低価格な環境情報センサー「簡易ウェザーステーション」、生育情報センサー「3次元ステレオカメラセンサー、ストレスセンサー」、作業情報センサー「作業者ログセンサー」を開発し、開発成果のオープン化を実施する。さらに、開発企業参入促進による市場拡大、各シーズに基づく次世代機能追加することで、主に「(P1) センサー実用化開発」を補完する。

構成員


全国KOSENネットワーク ICT農業研究会(代表機関)
○独立行政法人 国立高等専門学校機構
○合資会社 次世代技術

研究概要図


S6 生理生態学的分析を可能にする低コストモバイルセンサと次世代農業ワークベンチの開発

研究代表者


川原 圭博

東京大学 情報理工学系研究科 准教授

研究グループ紹介・挨拶


本研究グループでは、植物生理を科学的に理解し、工学的に制御する新たな育成技術を低コストで確立することを目指します。大規模なシステムを使って圃場のセンサ情報をただ大量に集めるのではなく、センサにより得たデータを栽培学と関連づけた生理生態をきちんと理解して、栽培に活かす技術開発を行います。昨今廉価になったIoT機器やデジタルファブリケーションツール、そして、電子回路の印刷技術等を活用し、極めて低コストな樹液流センサ、土壌水分特性等センサ、移動センサといったセンシングシステムの実現を目指します。取り溜めたデータをネットワークでシェアし、その分析を植物生理の専門家と生産者が協力しながら行える体制を構築して行きます。

構成員


○国立大学法人 東京大学 情報理工学系研究科 (代表機関:浅見・川原研究室)
○国立大学法人 東京大学 農学生命科学研究科 (溝口研究室)
○フューチャアグリ株式会社
○住友精密工業株式会社

研究概要図


S7 中小農家が使いやすい栽培ナレッジ共有オープンシステム開発と検証

研究代表者


笹野 正広

ハンサムガーデン株式会社 代表取締役

研究グループ紹介・挨拶


ICTは大規模農家で活用が始まっていますが、中小農家が導入するにはコスト対効果の観点からも難しい状況です。まずコストが高いものしかないので、安いセンサー、ネットワークシステムの開発を目指しています。またエダマメ栽培を通じて、今回開発するシステムで栽培ノウハウの見える化を行っていきます。実証試験から中小農家でもICTを活用するメリットを提示すること、栽培ノウハウを見える化してこれから就農したり技術習得段階にある人たちの参考になる事例を作っていきます。奈良県宇陀市にあるハンサムガーデン農場と近隣の農家とも協力して実証試験を行います。

構成員


○ハンサムガーデン株式会社(代表機関)
○国立大学法人 東京大学 大学院情報理工学系研究科
○株式会社日本情報化農業研究所
○ロート製薬株式会社

研究概要図


現在準備中

S8 生産者と消費者等の双方向の情報流通 野菜・コメの総合的品質指標の開発・実装

研究代表者


有井 雅幸

デザイナーフーズ株式会社 執行役員

研究グループ紹介・挨拶


本研究では、「デリカスコア」を基盤に、トマトを中心とした野菜やコメに関するデータ活用法、指標化方法、消費者への伝達手法など、品質(中身)を見える化する「野菜・コメの総合的品質指標」(デリカスコア進化版)を開発します。野菜・コメの品質を表す指標をマーケット全体に提供し、農業ICT共通プラットフォームで蓄積される栽培データ(シーズ)と、利用者(サプライチェーン全体)のニーズとを適切に紐つけることにより、野菜品質の再現性を確保するとともに、栽培技術継承のみならず技術革新を可能とすることで、農業を「成長産業」として高度化することを目指します。このことにより、丁寧な生産・流通による質の高い農林水産物の供給という我が国の農林水産業の強みを一層活かすとともに、消費者に更なる便益が提供されることを確信しています。

構成員


○デザイナーフーズ株式会社
○東京デリカフーズ株式会社
○株式会社三菱総合研究所

研究概要図


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