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NIC建物についての紹介

設置趣旨

名古屋大学は、文部科学省「地域資源等を活用した産学連携による国際科学イノベーション拠点整備事業(平成24年度):愛知県、豊田市、トヨタ自動車(株)との共同申請」の採択を受けNICを開設いたしました。NICでは、本地域が強みとしているものづくり技術人材と研究人材資源を結集させることにより、世界水準のイノベーション創出拠点の形成をはかるとともに、本学の学術研究・産学官連携推進活動に関わるワンストップサービスを提供していきます。
本事業の申請に際し、本学では、「我が国がすでに直面している少子化・超高齢化社会において、人々の絆と活力に満たされた生活を実現する『小さな社会、大きなつながり』が重要であり、この社会ビジョンに近づくためのイノベーション技術の創出を実現したい」との提案を行いました。この理念を継承し、NICでは、産学官連携研究開発を強力に推進していく「施設」のみならず、地域の皆様と共有できるビジョンを地域の皆様と実現していく「場」として役割を果たしていきます。

研究の市場の様に

NICは、産学官の連携によるイノベーション創出を目指した建物で、未来社会創造機構、学術研究・産学官連携推進本部、産学協同研究講座・産学協同研究部門などが入居しています。ES総合館と工学部5号館、四谷山手通りに挟まれた三角形の建物形状の3辺には、100㎡を基本単位とする研究室・実験室が並び、企業や学内の多様な組織が使用しています。
建物中央の「三角形のコモンスペース」にはスタジオ/パントリー/ブラウジングコーナーなどがあり、様々な研究分野のディスカッションが行われ、あたかも研究の市場を巡る様な体験があります。3階までは展示、ワークショップや研究集会のために開放され、1階の車両実証室は「外から見える実験室」となっています。
省エネルギー性と景観に配慮し、外壁には日射を遮り眺望を確保するルーバーが設置されているほか、エントランスには安定した地中熱を利用して空調するアースチューブが設置されています。
また、平面の三角形は紙のサイズに用いられる1:√2の比例関係(半分にしても同じ比例の残る唯一の形状)を持っており、このコモンスペースに設置する新規開発家具もその比例関係を用いる事でフレキシブルな使用を可能にしています。

計画・設計:名古屋大学工学部施設整備推進室、施設管理部
設計:日本設計(建築)、森村設計(設備)
監理:名古屋大学施設管理部、工学部施設整備推進室
施工:清水建設(建築)、北陸電気工事(電気)、三機工業(機械)
構造・階数:SRC造、8階建
建築面積:2,308.27 ㎡、延床面積:15,623.20 ㎡
設計期間:2013年度、施工期間:2014年度
竣工:2015年3月31日

ラボに囲まれた三角形のコモンスペース。多様な研究の市場の様に、活発な議論の聞こえる路地の様に。

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