林 由美 医学系研究科 助教が「第40回日本医用マススペクトル学会年会」若手優秀ポスター賞(若手奨励賞)を受賞
2015年09月28日
若手新分野創成研究ユニット採択課題である「in vivoリアルタイム・オミクス研究室(代表研究者:財津 桂 医学系研究科准教授、構成研究者:林 由美 医学系研究科助教)」では、現在、代謝成分の総体解析を生体内で且つリアルタイムに行う手法の構築を進めています。
今回、島津製作所との共同研究により、新規イオン化法である探針エレクトロスプレーイオン化法(PESI)とタンデム質量分析(MS/MS)を組み合わせたPESI/MS/MSをインタクト分析に応用し、マウス生体内における特定の代謝成分の変動をリアルタイムに測定することに成功しました。この成果は9月17日から18日にかけて浜松医科大学で開催された「第40回日本医用マススペクトル学会年会」において高い評価を受け、ユニット構成研究者である林 助教が、若手優秀ポスター賞(若手奨励賞)を受賞しました。今後ますますの活躍が期待されます。
<受賞テーマ>
「探針エレクトロスプレー/タンデム質量分析(PESI/MS/MS)によるマウス肝臓内のメタボローム直接分析法(インタクト・メタ ボローム分析法)の構築」