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電力線通信システム(基礎:通信方式開発,応用:機器制御・遠隔情報収集)

  • 未来材料・システム研究所
  • システム創成部門
  • (ネットワークシステム部)

教授 片山 正昭[かたやま まさあき]

http://www.katayama.nuee.nagoya-u.ac.jp/

シーズの概要

 電力線を通信路として利用する電力線通信システムの開発と利用.特に,他の無線システムとの相互干渉問題の小さい450kHz以下の周波数帯を利用するシステムを考える.電力線に接続された機器の制御や,広い範囲に設置したセンサからの情報を電力線を通して応用研究と基盤研究の2つのレベルがある.
・応用研究:既に市販されている電力線通信用装置を利用して,遠隔操作あるいは遠隔情報収集を行うシステムを構築するための技術開発.電力線通信路の性格に基づいたパラメータ調整や設置技術の検討が中心となる.
・基盤研究:他の無線システムとの相互干渉の問題が小さい450kHz以下の周波数を用いる電力線通信システムで,安定した通信を行うための符号化,変復調方式の研究開発.

この研究の新規性・独創性

本シーズの提案者は,電力線通信における学術研究において世界的レベルの研究を行っており,また世界の動向についても詳しい.電力線通信分野における著名な研究者のひとりである(IEEE-ISPLC2007招待基調講演,IEEE-TC-PLC委員,電子情報通信学会全国大会招待講演等). 本研究はこの学術的知見に基づくものであり学術基盤が堅固であることが優位性を構成する.特に,既存無線システムとの相互干渉問題が小さい周波数帯を利用しようとする点,一般的なLANやWANの代替ではなく,制御・センシング用途を想定している点などが独創的である.

産学連携を目指した応用研究

・応用分野:電力線通信による機器制御・センシング
ビルディングや構内などの規模の範囲の多数の装置の制御や環境モニタリングを行うシステムの構築.たとえば省エネシステム,防犯システムなど.
・基盤研究:現在短波帯を用いた電力線通信において問題となっている無線システムとの干渉問題が無く,また屋外でも利用可能な電力線通信モデムの実現.

一言アピール

電力線通信分野では,世界的に知られた研究者であると自負しています.IEEE の電力線通信技術委員会で唯一の投票権を有する日本人研究者です.

キーワード

スマートグリッド/機器制御/電力制御/ 省エネ・省資源のための機器連携

主な特許

  • 特許第3993556号 雑音環境適応デジタル受信装置