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光遺伝学、薬理遺伝学を用いた特定神経活動操作とそれを用いた本能行動制御メカニズムの解明

  • 環境医学研究所
  • ストレス受容・応答研究部門
  • 神経系分野2
  • 神経性調節講座

教授 山中 章弘[やまなか あきひろ]

http://www.riem.nagoya-u.ac.jp/4/drof1/nr/index.html

シーズの概要

本能行動は、生物が生存や種の保存のために行う先天的に獲得している行動を指し、視床下部が本能行動(食欲、睡眠欲、性欲など)の中枢として機能していることが分かっています。これら本能行動を正しいタイミングで正しく発現
できない、本能の調節障害によって、過眠不眠、摂食障害、性欲異常などをきたします。さらに、空腹や睡眠不足時は気分や判断が普段と異なるなど、本能は単に本能行動発現だけに留まらず、動機、記憶、意志決定などの高次脳機能にも大きな影響を及ぼしています。そのため、本能行動調節メカニズムの解明はヒトの行動原理の理解にも繋がります。私たちは、視床下部のペプチド含有神経を主たる研究対象として、遺伝子工学、組織化学、電気生理学、行動薬理学、光遺伝学を組み合わせた多角的解析によって、 本能行動を調節する神経回路網とその動作原理について分子・細胞・個体レベルにおいて明らかにする研究を行っています。

一言アピール

分子・細胞・個体の全てを取り扱い、本能行動を調節するメカニズムについて多角的な研究を行っています。

キーワード

視床下部、睡眠覚醒、ペプチド作動性神経、遺伝子改変、光遺伝学

保有技術

  • スライスパッチクランプを用いた特定神経活動記録
  • カルシウムイメージングを用いた特定神経活動記録
  • 脳波筋電図を用いた睡眠覚醒記録
  • 光遺伝学、薬理遺伝学を用いた特定神経活動の操作

主な機器

  • スライスパッチクランプ、カルシウムイメージング、睡眠解析

主な特許

  • テトラサイクリン遺伝子発現誘導における発現量を増幅させる遺伝子座

主な論文

  • Yamanaka A et al., Neuron (2003).
  • Tsunematsu et al., J Neurosci (2011)
  • Tsunematsu et al., J Neurosci (2014)
  • Chowedhury and Yamanaka (2016)