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哺乳類の生殖機能を制御する脳内メカニズム

  • 農学部/生命農学研究科
  • 生命技術科学専攻

教授 束村 博子[つかむら ひろこ]

https://www.agr.nagoya-u.ac.jp/~hanshoku/ReprodWeb/home.html

シーズの概要

哺乳類の生殖機能を制御する脳内メカニズムを研究し、その成果は世界トップレベルであり、産業シーズとしても注目される

視床下部に存在するキスペプチンニューロンは、卵胞発育・排卵を制御する司令塔であり、卵胞発育状況や栄養状態を、ホルモンや神経伝達物質など変化により感知・統御して生殖機能をコントロールする。同ニューロン活動の調節機構を解明することにより、家畜の繁殖障害やヒトの不妊治療に応用可能な基礎的知見を集積してきた。

対象:
ラット・マウスなどのモデル実験動物、ブタ・ヤギなどの家畜、ヒトのモデルとしてのサルを用い、哺乳類に共通する生殖機能制御メカニズム

適用分野:
ウシに多発する繁殖障害の治療・野生害獣の繁殖抑制・ヒトにおける不妊治療



キーワード

ホルモン・神経伝達物質・生殖科学・神経内分泌

保有技術

  • 遺伝子改変ラット・マウスの作出、 成体(in vivo)における脳手術、経時採血、ホルモン濃度の測定、培養細胞系(in vitro)を用いた細胞内Ca2+濃度を指標とした細胞活動の測定など

主な論文

  • Tomikawa et al.(2012)Epigenetic regulation of Kiss1 gene expression mediating estrogen-positive feedback action in the mouse brain. PNAS 109, E1294-1301
  • Uenoyama Y et al., (2015) Lack of pulse and surge modes and glutamatergic stimulation of LH release in Kiss1 knockout rats. J. Neuroendocrinology, 27, 187-97