デジタル法制(DATA-PLATFORM-AI)をめぐる学際的研究ユニット
Interdisciplinary Study on Digitalization and Law
〈メンバー〉
◎林 秀弥 (法学研究科/高等研究院 教授)
高﨑 晴夫 (未来社会創造機構/高等研究院 特任教授)
巫 昆霖(法学研究科 外国史料調査員)※共同研究者
今、インターネット空間には、企業から官公庁まで様々な法人の偽サイトが存在するなど、偽・誤情報が蔓延し、フィッシング詐欺・なりすまし(著名人画像やメディアのデザインを不正利用した広告)の存在、生成AIにより偽サイトは巧妙化し、真偽の見分けがよりつかなくなる可能性が高まっている。その他、望まないサイトに広告が掲載されてしまうリスク、広告の不正取引の蔓延(アド・フラウド)、多業者介在による広告取引の不透明さも増しており、これによる経済的被害も甚大となっている。そこで、本研究は、これらのインターネット空間に存在する喫緊の社会・経済課題について、この問題に関心をもつ日本・外国の研究者と連携し、実態調査を進めることで単なる文献研究の枠を超えて、望ましい技術の探求とともに、法学(情報法、経済法、消費者法)・経済学・情報学(データサイエンス)の観点から学際研究を行うことを目的する。
〈NEWS・成果報告〉
・林 秀弥 法学研究科/高等研究院 教授が、高麗大学 ICRローセンターで講演を行いました
・林 秀弥 法学研究科/高等研究院 教授が、第24回ITS隔年会議のPlenary Sessionにおいてユニットの研究成果を発表されました