伊藤 パディジャ綾香 環境医学研究所助教らの研究が、科学誌「Frontiers in Immunology」に掲載されました。
2021年06月17日
心身相関病態研究ユニットの伊藤 パディジャ綾香 環境医学研究所助教らによる、自己免疫疾患における多価不飽和脂肪酸の役割についての研究が、科学誌「Frontiers in Immunology」に掲載されました。本論文では、魚油の主成分であるエイコサペンタエン酸(EPA)の経口摂取が自己免疫疾患モデルマウスの病態を改善すること、そのメカニズムとしてEPAはB細胞から抗体産生細胞への分化を抑制することを見出しました。
伊藤助教は、筆頭著者・責任著者として本成果に貢献しています。
<プレスリリース>
名古屋大学医学系研究科HP プレスリリース(日本語 英語)
<掲載雑誌>
「Frontiers in Immunology」 (Volume 12, 15 June 2021)
論文タイトル
「Dietary Supplementation With Eicosapentaenoic Acid Inhibits Plasma Cell Differentiation and Attenuates Lupus Autoimmunity」
(掲載論文はFrontiers in Immunology(外部サイト)へ)