心身相関病態研究ユニットの片岡直也 医学系研究科特任講師、伊藤パディジャ綾香 環境医学研究所講師が、第95回 日本生化学会大会で公募シンポジウム「中枢ー末梢連関による生体恒常性維持と疾患」を開催します

2022年07月06日

心身相関病態研究ユニットの片岡直也 医学系研究科/高等研究院 特任講師と、伊藤パディジャ綾香 環境医学研究所/高等研究院 講師が、第95回 日本生化学会大会で公募シンポジウム「中枢ー末梢連関による生体恒常性維持と疾患」を企画、開催します。末梢の生理機能における神経制御について、最新の知見を紹介します。

<開催日程>
日時:11月9日(水) 16:40-18:40
会場:名古屋国際会議場 第12会場(212)
セッションNo.:1S12e
テーマ:中枢ー末梢連関による生体恒常性維持と疾患

<オーガナイザー>
伊藤パディジャ 綾香  環境医学研究所 分子代謝医学分野/名古屋大学高等研究院
片岡 直也       医学系研究科 統合生理学分野/名古屋大学高等研究院

共催: 名古屋大学研究大学強化促進事業 若手新分野創成研究ユニット

<講演者>
片岡 直也  名古屋大学大学院 医学系研究科 統合生理学分野/名古屋大学高等研究院
木場 智史  鳥取大学 医学部 医学科 生理学講座 統合生理学分野
鈴木 一博  大阪大学 免疫学フロンティア研究センター 免疫応答動態学
井上 啓   金沢大学 新学術創成研究機構/金沢大学大学院 医薬保健学総合研究科

<概要>
「心(脳)」と「体(末梢)」が正しく連関することは、生体の恒常性維持には不可欠である。古くから「病は気から」と言われるように、心理ストレスなどの「心」の神経回路が末梢の生理機能の破綻をもたらし、疾患の発症につながることが経験的に知られており、近年、その実態が明らかになりつつある。一方、末梢の生理機能の破綻が自律神経バランスの破綻をもたらし、疾患の悪化を招くことも示唆されていることから、脳ー臓器連関の実態を理解することは疾患の発症機構を解明するだけでなく、治療法の選択にも大きな影響を及ぼすと考えられる。本シンポジウムでは、4人の研究者より、体温調節や心機能に関わる神経回路、神経免疫連関、糖尿病や心血管疾患における神経制御などに関する最新の知見を紹介頂き、生体の恒常性維持とその破綻による疾患の発症に関して中枢ー末梢連関の観点から議論を深めたい。

詳細はこちら:第95回 日本生化学会大会 (外部サイト)
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