森 郁恵 理学研究科教授が「第69回中日文化賞」を受賞
2016年05月06日
平成26年度に採択された最先端国際研究ユニット「局所ドメインを素子とする神経回路機能の再構築」の森 郁恵理学研究科教授が、神経回路の情報処理機構に関する研究により「中日文化賞」を受賞されました。中日文化賞は、学術、芸術の振興を目的に、文化の向上に寄与された個人や団体を中日新聞社が顕彰するもので、今回で第69回となります。
森教授が代表を務めるユニットでは、新たな素子「局所ドメイン」に基づく脳の柔軟性を実現する動作原理の解明を目指し、現在も様々な実験モデル動物を用いた研究を進めています。本研究の成果は高性能人工知能の開発や 医学・医療への新しいアプローチ、心理学・芸術・言語学など、幅広い分野への展開が期待でき、今後もより一層の活躍が期待されます。