佐藤和秀 医学系研究科/高等研究院 特任講師が、文部科学省マテリアル先端リサーチインフラ 令和4年度「秀でた利用成果」最優秀賞を受賞しました。

2023年02月02日

最先端イメージング分析センター 医工連携ユニット(907プロジェクト)代表の佐藤和秀 医学系研究科/高等研究院 特任講師が、文部科学省マテリアル先端リサーチインフラ 令和4年度「秀でた利用成果」最優秀賞を受賞しました。文部科学省マテリアル先端リサーチインフラは、文部科学省ナノテクノロジープラットフォーム事業から継続して昨年度までの約30,000件の利用課題の中からイノベーションに繋がることが期待できるなど特に秀逸な成果を選定しています。佐藤和秀 医学系研究科/高等研究院 特任講師は、がん抗体治療の妨げとなるがん細胞不均一性を克服する新技術として、抗体薬剤複合体を腫瘍局所に集積し近赤外光線を照射することで、結合した腫瘍周辺に薬剤を放出し、同時に近赤外光線免疫療法の効果で結合した腫瘍を破砕する光応答性“Smart ADC”の開発を目的とした課題で、高い称賛を得て最優秀賞に選出されました。

受賞名:文部科学省マテリアル先端リサーチインフラ 令和4年度「秀でた利用成果」
受賞課題:物質・材料合成プロセス横断技術領域
    「光応答性“Smart ADC”開発〜光バイスタンダー効果と近赤外光線免疫療法の
     二重の作用でがんを根治しうる新概念・新技術を確立〜」
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