名大研究室の扉in河合塾2015

第7回[工学部]光と電波の谷間に残されたテラヘルツ波の研究

日時

2015年5月17日(日)14:00-16:00 (河合塾千種校

講演者

川瀬晃道(工学研究科教授)

院生

工学研究科電子情報システム専攻
工学研究科マテリアル理工学専攻

開催報告
川瀬氏の講演からは今で研究が進んでこなかった、テラヘルツ波について紹介がありました。大学院生の講演では国際色豊かな研究生活や大学生活について講演しました。懇談会では川瀬氏に研究成果の応用についても質問があり研究への興味が伺えました。大学院生には大学生活や英語をどのように学ぶべきか等の質問が活発にあり、大学生活へのモチベーションが高まりました。

第8回[理学部]地球を支える植物を研究する

日時

2015年6月14日(日)14:00-16:00 (河合塾名古屋校

講演者

東山哲也(トランスフォーマティブ生命分子研究所教授)

院生

理学研究科生命理学専攻
理学研究科物質理学専攻

開催報告

講演では東山氏から植物の受精の仕組みの研究について、例えをつかったわかりやすい講演がありました。大学院生の講演では研究環境などの紹介もあり、興味を引きました。懇談会では生物と化学が協力して研究を行うトランスフォーマティブ生命分子研究所についての質問も多くあり、名古屋大学の特色が強く出た回となりました。

第9回[医学部]変っていく脳 -脳のはたらきと可塑的変化-

日時

2015年7月5日(日)14:00-16:00 (河合塾名古屋校

講演者

寳珠山稔(医学系研究科保健学科教授)

院生

医学系研究科総合医学専攻
医学系研究科医療技術学専攻

開催報告

講演では寳珠山氏が脳研究について、医療に携わる研究の特徴も含め話をしました。大学院生の講演では経歴を含め、大学生活や研究生活の講演がありました。懇談会では脳研究や医療に関する質問も飛び、寳珠山氏が丁寧に回答しました。大学院生には大学院の試験についてなど多岐にわたる質問が飛び、大学院への興味が感じられました。

第10回[教育学部]教室での学びを解明する -授業分析の方法-

日時

2015年8月29日(土)14:00-16:00 (河合塾名古屋校

講演者

柴田好章(教育発達科学研究科教授)

院生

教育発達科学研究科心理発達科学専攻
教育発達科学研究科教育科学専攻

開催報告

柴田氏の講演では名古屋大学の特徴になっている「授業分析」の研究について紹介がありました。大学院生の講演では学生・研究生活の他、教育現場に係わる研究を紹介しました。懇談会では柴田氏に試験や教育に関する質問が多く飛び、大学院生には資格や学生生活など身近な質問が出ました。教育学の研究に興味を引く回となりました。

第11回[法学部]日本の競争政策

日時

2015年9月13日(日)14:00-16:00 (河合塾千種校

講演者

林秀弥(法学研究科教授)

院生

法学研究科総合法政専攻(商法)
法学研究科総合法政専攻(政治学)

開催報告

林氏の講演では経済法の研究について具体的な例えを交えながら紹介しました。大学院生の講演では研究生活や受験時代の話などもあり、興味が湧く講演でした。懇談会では林氏にグローバル化する法学研究についての質問があり、法律研究の新しい面を知る機会になっているようでした。大学院生には法科大学院に関する質問も出て、様々な疑問を解決する場になったようです。

第12回[情報文化学部]科学でどうする科学をどうする

日時

2015年10月11日(日)14:00-16:00 (河合塾千種校

講演者

戸田山和久(情報科学研究科教授)

院生

情報科学研究科複雑系科学専攻
情報科学研究科社会システム情報学専攻

開催報告

講演では戸田山氏から、科学技術社会論の研究について話がありました。大学院生の講演では渋滞学から科学コミュニケーションまで、文理の枠に囚われない研究の紹介もありました。懇談会でも文理融合学部ならではの質問が多く出ました。科学技術をきちんと知ることや、文系理系問わずに学ぶ必要性を感じる回でした。