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名大研究室の扉in河合塾2018

名大研究室の扉in河合塾2018

第25回 理学部 「生命現象を電子スピンでとらえる」

日時

2018年5月27日(日)14:00-16:00 (河合塾千種校)

講演者

三野 広幸(みの ひろゆき)理学研究科准教授

院生

多元数理科学研究科(解析数論)、環境学研究科(地球惑星科学)

開催報告

最初に三野先生は科学について「自然の本質を研究することが、結果として私たちの生活に役に立つことがあります」と話しました。研究室では、植物などが営む光合成のエネルギー変換機構を原子・分子レベルで解明するための研究を行っています。赤外分光や電子スピン、時間分解分光などさまざまな分光測定や量子化学計算を駆使して問題に挑んでいる様子を説明しました。大学院生の話では学部の乗船実習や大学院での留学、数学の魅力と楽しさを紹介しました。参加者からは「より興味が奮い立たされた」、「興学べる楽しさが伝わってきました」などの感想がありました。

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講演を行う三野先生

第26回 文学部 「日本語のしくみをとらえる ―変化に見入る・魅入られる」

日時

2018年6月3日(日)14:00-16:00 (河合塾名古屋校)

講演者

宮地 朝子(みやち あさこ)人文学研究科准教授

院生

人文学研究科(ジェンダー学)、人文学研究科(日本語学)

開催報告

「文学部・人文学研究科は、"人間の本質を探る"学問」と最初に宮地先生は学部について紹介しました。日本語学の特徴はその研究の歴史の長さと、蓄積の大きさにあるそうです。専門の日本語の構文構造史については日本語の動態を理論的に意味づけし、その構造を捉えることが重要なテーマと話されました。大学院生の講演では教員から博士課程に戻った方からの話や、ジェンダー学の調査方法などの紹介がありました。参加者からは「日本語は学べば学ぶほどおもしろいのだと思えた。」、「ラ抜き言葉やLGBTなどについても研究していると知って、興味が湧いた。」などの感想がありました。

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参加者からの質問に答える宮地先生

第27回 医学部 「からだづくりの原理を問う:脳はどうできる?」

日時

2018年6月17日(日)14:00-16:00 (河合塾千種校)

講演者

宮田 卓樹(みやた たかき)医学系研究科教授

院生

医科学専攻(脳神経外科学)、総合医学専攻(機能組織学)

開催報告

宮田先生は、脳の発生・脳づくりを支える細胞の生き様について研究しています。脳の発生には、パーツとなる「細胞づくり」とその細胞の動きや配置を行う「組み立て」という2つの柱が車の車輪のように重要な役割をしており、その重要性を、先天的にふらついて歩くマウスの研究例を元にお話してくださいました。大学院生の話では医学部を含む様々な学部出身者が集まる研究科の活動が参加者の興味を引きました。参加者からは「人の体の中と、世の中の事象がつながっているんだとびっくりしました。」、「自分の進路の幅が広がった気がしました。」などの感想がありました。

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参加者からの質問に答える宮田先生

第28回 工学部 「コンクリートの科学」、「ナノ計測が拓く超精密機械工学」

日時

2018年7月1日(日)14:00-16:00 (河合塾千種校)

講演者①

丸山 一平(まるやま いっぺい)環境学研究科教授

講演者②

伊藤 伸太郎(いとう しんたろう)工学研究科准教授

院生

応用物質化学専攻(無機材料化学)、機械システム工学専攻(統計流体工学)

開催報告

丸山先生からは名古屋大学工学部・工学研究科の教育システムとコンクリート劣化の研究について紹介がありました。伊藤准先生は先端的マイクロ・ナノ計測法の開発に携わっており、次世代のナノレベルのものづくりとナノ計測が求められていることをわかりやすく説明しました。大学院生の講演では医工連携や企業連携の話があり、連携が盛んな研究科の特徴を知る機会になりました。参加者からは「何を今大事にすべきか、何をしたいかということを考えさせられました。」、「インターネットなどで調べてもわからないような詳しい話が聞けてよかった。」などの感想がありました。

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講演を行う丸山先生

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講演を行う伊藤先生

第29回 農学部 「植物と共に生きるための未来の技術を育む」

日時

2018年8月26日(日)14:00-16:00 (河合塾名古屋校)

講演者

野田口 理孝(のたぐち みちたか)生命農学研究科助教/卓越研究員

院生

森林・環境資源科学専攻(木材工学)、応用生命科学専攻(動物細胞機能)

開催報告

野田口先生からは、研究課題の一つである接木法についてお話をしていただきました。一般的に「異科接木は不可能」と考えられていますが、研究によりマメ科やウリ科などとの接ぎ木が可能になり、異科接木法で土壌ストレスに強い根の利用や、接ぎ木チップによる苗量産などで、地域の課題解決が期待されています。大学院生の講演では研究内容と共に大学や大学院に入った動機やその生活についても詳しい紹介がありました。参加者からは「本格的で社会にも目を向けた話も聞けて良かった。」、「農学部の印象が変わった」などの感想がありました。

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講演を行う野田口先生

第30回 経済学部「「経済」って何だろう? —ことばの歴史から考える—」

日時

2018年9月16日(日)14:00-16:00 (河合塾名古屋校)

講演者

隠岐 さや香(おき さやか)経済学研究科教授

院生

経済学研究科(社会経済システム専攻)、経済学研究科(産業経営システム専攻)

開催報告

隠岐先生は、その「経済」や「市場」「お金」という概念が、どのような社会から発生し、生まれたのかという社会思想の歴史、「社会思想史」について研究されています。講演では、「『経済』という言葉を使わずに現代社会を考えることはできるだろうか」というテーマのもと、社会思想史の探究についてお話ししていただきました。大学院生の講演では大学で学んでいた社会学から経済学に分野を移された方、監査法人で働きながら大学院で研究をしている方から研究などの活動について紹介をいただきました。参加者からは「経済学というのは、とても広い学問だということを、より理解しました。」、「はじめは興味がなかったのですが、聞いていて経済学のイメージが変わりました。」などの感想がありました。

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講演を行う隠岐先生

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