第16回（令和7年度）「赤﨑賞」受賞候補者申請要項

１．趣旨
　名古屋大学（以下「本学」という。）は、「名古屋大学学術憲章」において社会的貢献の基本目標として「先端的な学術研究と、
国内外で指導的役割を果たしうる人材の養成を通じて、人類の福祉と文化の発展ならびに世界の産業に貢献する。」ことを掲げ、
日々、学術研究に邁進するとともに、産学官連携による社会的貢献を推進しています。
　本学の赤﨑勇特別教授（以下「赤﨑特別教授」という。）は、窒化ガリウムpn接合による高性能青色発光ダイオードの開発及び
その関連研究を、学界はもとより、産学官連携を通じて行うことにより、科学の発展と社会の繁栄に大きく貢献をするとともに、
現在も多大な影響を与え続けており、平成26年には、天野浩教授、中村修二博士とともにノーベル物理学賞を受賞しました。
　本学では、赤﨑特別教授から京都賞受賞記念として本学に贈られた寄附金を基に、学術・科学技術分野で将来的な発展や可能性
が期待でき、本学の科学技術水準を内外に知らしめることができる研究を行っている若手研究者（個人又は団体）を顕彰し、
学を中核とした産学官連携による研究開発の重要性を広く伝えるとともに、研究推進及び社会的貢献を目的とし、平成22年度に
「赤﨑賞」を創設しました。

２．対象分野
　学術・科学技術分野

３．受賞
　受賞数は、個人及び団体合わせて2件とし、受賞者には賞状及び副賞として50万円を贈呈します。

４．申請要件
　実施している研究が、社会的貢献の観点から優れた評価を受けたことがある個人もしくは団体、又は当該研究によって
本学の学術・科学技術水準を著しく高めた個人もしくは団体のうち、令和7年4月1日（2025年4月1日）現在で以下の要件
を満たす者とします。なお、団体の場合は、この要件に該当する者によって構成されていることとします。
　（１）35歳以下であること。（年齢制限の緩和について下記※を参照）
　（２）以下のいずれかの身分に該当する者。
　　①本学の学部又は研究科の正規の課程に在学している者
　　　（ただし、修業年限内又は標準修業年限内に在学している者に限る。）
　　②本学に在職している教員又は研究員
　　③本学を研究機関とする日本学術振興会特別研究員（PD）

　　※本賞は、研究者のライフイベントを加味して、年齢制限の緩和を行う場合があります。
　　　出産・育児・介護・病気等の理由により、過去に研究活動を中断・遅延した期間があれば、
　　　その点を年齢制限の緩和理由として申請書（様式1）の「その他」欄に記載していただければ、
　　　年齢制限を超えている場合でも応募が可能です。

５．申請手続
　（１）申請書類
　　① 申請書（様式1）
　　　Word申請書　PDF申請書
　　② 推薦書（様式2）＊
　　　Word推薦書　PDF推薦書
　　③ 特に重要な論文の別刷等（5件以内）
　
　＊各学部の学科又は各研究科の専攻等による選考を経て、部局の長による推薦書を得られたものを主としますが、
　　同専攻等による選考を経なくとも部局の長による推薦書を自ら用意できる場合は、自薦も可能とします。
　　（推薦者公印省略可）
　＊申請書類は、所定の様式を使用してください。

　（２）申請方法
　　電子媒体（PDFファイル）で、上記の申請書類（①から③）を電子メールに添付して送付してください。
　　なお、申請書類の受付後、申請書に記載されたメールアドレスへ受領通知を送付します。
　　通知が届かない場合は、以下の問合せ先に連絡してください。

６．受付期間
　令和7年8月21日（木）～ 9月30日（火）

７．選考方法
　赤﨑特別顕彰審査委員会において、一次審査（書類選考）により二次審査対象者を決定し、
　二次審査（ヒアリング選考、12月～1月頃）を経て、顕彰の対象となる個人又は団体を決定します。

８．授賞式
　令和8年3月に本学で開催予定　

９．その他
　① 申請書類の提出後の修正等はできません。
　② 申請書類は返却いたしません。
　③ 選考結果に対する問合せには応じかねます。
　④ 受賞者の氏名等は本学ホームページに公表しますので、あらかじめご承知おき願います。
　⑤ 申請書等に含まれる個人情報については、「独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律」
　　及び本学の「個人情報保護規程」に基づき厳重に管理し、本事業の業務遂行のために利用します。

10．申請書類の提出先・問合せ先
　研究協力部産学官連携課「赤﨑賞」担当
　TEL：052-747-6584
　E-Mail：syakairenkei@t.mail.nagoya-u.ac.jp