令和8 (2026) 年度の科学研究費助成事業(科研費)の変更点等
令和8(2026)年度の科学研究費助成事業(科研費)の変更点等が公開されました。
1.学術変革領域研究(B)及び基盤研究(S)の基金化
令和8(2026)年度予算が国会で成立したのち、速やかに基金化に向けた手続を進める予定です。
2.挑戦的研究(開拓・萌芽)の改善
・2-1. 挑戦的研究(萌芽)と基盤研究(C)の重複制限緩和
39歳以下を対象として「挑戦的研究(萌芽)」と「基盤研究(C)」との重複応募・受給制限を緩和します。
・2-2. 挑戦的研究(開拓)の審査方式の変更(予定)
令和9(2027)年度から、「挑戦的研究(開拓)」の審査方式を「総合審査」から「2段階書面審査」で採否を決定する審査方式へと変更する予定です。
・2-3. 挑戦的研究(萌芽)から挑戦的研究(開拓)への接続強化
過去に採択された「挑戦的研究(萌芽)」からの発展性を確認できるよう見直しを行う予定です。また、「挑戦的研究(萌芽)」で採択された研究課題について、最終年度前年度に「挑戦的研究(開拓)」に新たに応募することができる「研究計画最終年度前年度応募」について導入する予定です。それに伴い、公募要領、研究計画調書及び、審査及び評価に関する規程に関連の記述・様式等を追加する予定です。
3.学術変革領域研究(A・B)の改善
・3-1. 学術変革領域研究(B)の領域代表者の年齢上限を49歳以下へ引き上げ
「学術変革領域研究(B)」の領域代表者の年齢上限を45歳以下から49歳以下へ引き上げます。
・3-2. 学術変革領域研究(A・B)の領域構成で「45歳以下を代表とする計画研究を2課題以上含むこと」としている年齢要件を49歳以下へ引き上げ
「学術変革領域研究(A)」及び「学術変革領域研究(B)」の領域構成において、「45歳以下を代表とする計画研究を2課題以上含むこと」としている年齢要件を45歳以下から49歳以下へ引き上げます。
・3-3. 学術変革領域研究(B)の公募・審査における「過去の採択研究課題からの発展性」の確認
「学術変革領域研究(B)」の公募・審査において、該当する応募領域については、過去に採択された「挑戦的研究(開拓・萌芽)」及び「創発的研究支援事業」からの発展性を確認することとします。公募要領、研究計画調書及び、審査及び評価に関する規程に関連の記述・様式等が追加されます。
4. 国際・若手支援強化枠で採択された研究課題の延長申請期限の変更
令和6(2024)年度補正予算により国際・若手支援枠で採択された研究課題のうち、令和11(2029)年度が研究計画最終年度に当たる研究課題について、延長申請期限を令和12(2030)年2月1日までとしておりましたが、他の研究種目や研究課題と同様に、令和12(2030)年3月1日までとします。
詳細は日本学術振興会のページをご参照ください。
https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/06_jsps_info/2025/g_4570.html