【中日文化センター・名古屋大学協力講座】人生100年時代を生きる 健康長寿のための3つのヒント(1/13、2/10、3/10ハイブリッド開催)

※このイベントは終了しました

一般市民向けに研究アウトリーチを実践します。中日文化センターの名古屋大学協力講座では、1つの大きなテーマについて、3名の若手研究者がリレー形式で講義を行います。若手研究者自らがどのようなテーマで、誰と組んでストーリーを作るのかを企画し、学術研究・産学官連携推進本部ではその相談・支援を行います。

講座内容

テーマ:「人生100年時代を生きる 健康長寿のための3つのヒント」

世界一の長寿国・日本。将来的には100歳まで生きることが当たり前になると考えられていますが、充実した人生を送るためには、健康であることが最大の課題の一つです。健康寿命を延ばすためのヒントを、最新の研究成果も交えて解説します。1月から始まる3カ月講座です。

「人生100年時代を生きる 健康長寿のための3つのヒント」チラシ

カリキュラム

1月13日(金)10:30~12:00
「メタボ・フレイル予防~生活習慣と社会参加が健康をつくる」

講師:名古屋大学大学院・医学系研究科 助教 永吉真子

肥満は、糖尿病や高血圧、高脂血症、動脈硬化など、たくさんの病気の原因となるため、太らないようにと気をつけている人は多いことでしょう。一方で、加齢に伴うフレイル(虚弱)は、要介護の危険性を高めることから、「食べること」「体力を維持すること」がより一層重要になってきます。私たちの日々の生活習慣に加え、社会とのつながりと健康との関係について分かりやすく解説します。

2月10日(金)10:30~12:00
「食欲との上手な付き合い方」

講師:名古屋大学大学院・医学系研究科 助教 大屋愛実

私たちが生きていく上で切っても切り離せないのが食欲。食欲旺盛で食べ過ぎるとメタボリックシンドロームの原因になる一方、食欲不振で食べる量が少なくなるのも体に良くありません。特に高齢者においては食欲の減少がフレイルの原因となってしまいます。これら“食欲”は体の中でどのように調節されているのでしょうか。最新の研究成果の紹介を交えつつ、食欲について解説します。

3月10日(金)10:30~12:00
「栄養と食生活」

講師:名古屋大学環境医学研究所 講師 伊藤パディジャ綾香

食事の乱れはメタボリックシンドロームやフレイルを招き、健康寿命を短くする原因です。バランスの良い食事が大切なのは分かるけれど、何がバランスの良い食事か分からないと感じている人は少なくないことでしょう。年齢を重ねるごとに生じる血圧の上昇、動脈硬化や認知症、フレイルを予防し、いつまでも健康に生きるために役立つ栄養の基礎知識について解説し、おいしく健康な食事の仕方を紹介します。


受講方法:
教室受講(名古屋・栄 中日文化センター)またはオンライン受講(Zoomウェビナー)


受講料:3か月(3回)分 8,415円(税込み)


申込詳細:※申込は終了しました

主催:中日文化センター
協力:名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部

問い合わせ:名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部
jinzai-g-event[at]aip.nagoya-u.ac.jp(熊坂) ※[at]を@に変換してください

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