名古屋大学オープンレクチャー2023


※このイベントは終了しています。

名古屋大学 オープンレクチャー2023

登壇する先生や講義内容の雰囲気を動画で少しだけご紹介! 定員に達した講義から順次受付を終了します。 お早めにお申し込みください! ★参加者には名古屋大学案内パンフレットをプレゼント ★ラボツアーがある講義もあります。下記の各講義の概要をご確認ください

開催概要

■開催日

3月21日(火・祝) ◎入場無料 ◎要事前申込み(先着順)
■タイムテーブル

13:00~ 受付(理学南館坂田・平田ホール)

  • 13:30~13:50 名古屋大学紹介
  • 14:00~15:30 公開講義(各講義室:当日ご案内します)
■会場地図

名古屋大学東山キャンパス(名古屋市千種区不老町1)
名古屋市営地下鉄「名古屋大学駅」

※公共交通機関をご利用下さい。(構内に駐車された場合、1時間ごとに600円かかります。)

■チラシ 名古屋大学オープンレクチャー2023チラシ.pdf
■対象 高校生 *中学生、高専生、大学(院)進学検討中の方も可
■定員 40名/各講義(申込先着順)

講義内容 

植物の成長の謎にせまる気孔の科学のはなし
木下 俊則 トランスフォーマティブ生命分子研究所(理学部 生命理学科) 教授

★ラボツアーあり★ 植物の気孔は、太陽光に応答して開口して光合成に必要な二酸化炭素を取込み、同時に蒸散を行うことで、根からの養分吸収を促進しています。本講演では、気孔の開閉の仕組みや、気孔開度制御による収量増加について紹介します。

この研究は、科学研究費・基盤研究(S)「気孔開度調節のシグナル伝達の解明と植物の成長制御」、他の助成を受けています。

パワー半導体が変える新しい電気自動車のはなし
山本 真義 未来材料・システム研究所 教授

電気自動車の心臓部にはパワー半導体という電気部品を使った機器が搭載されています。このパワー半導体が名古屋大学が研究しているGaNパワー半導体に変わることで、電気自動車がどんな形に変化するかについて紹介します。

この研究は、NEDO・グリーンイノベーション基金事業、他の助成を受けています。

宇宙の暗黒成分のはなし
宮武 広直 素粒子宇宙起源研究所 准教授 <T-GExフェロー*>

★ラボツアーあり★ 近年の宇宙観測技術の飛躍的向上により、宇宙の95%は正体が全くわからない暗黒成分(暗黒物質と暗黒エネルギー)であることがわかりました。本講演では宇宙の暗黒成分がどのように発見されたか、またその正体に迫るためにどのような観測が計画されているのかについて紹介します。

この研究は、科学研究費・基盤研究(B)「すばる望遠鏡HSCの最終データを用いた宇宙の加速膨張の起源の解明」、JST創発的研究支援事業「多波長観測で拓く高赤方偏移宇宙論」、他の助成を受けています。

*T- GExフェロー:世界的課題を解決する知の「開拓者」育成事業(文部科学省「世界で活躍できる研究者戦略育成事業」)に採用された若手研究者

胎児の脳づくりを手助けする免疫細胞のはなし
服部 祐季 医学系研究科 講師 <T-GExフェロー*>

胎児の脳は、刻一刻とダイナミックな変化を伴いながら秩序立って形成されていきます。脳内の免疫細胞である「ミクログリア」が、胎児の脳内で周囲の神経系の細胞とどのような相互作用を経て脳づくりをサポートしているのか紹介します

この研究は、科学研究費・学術変革領域研究(A)「胎生期大脳ミクログリアの分布経路に起因する多様性の解読」、JST創発的研究支援事業「ミクログリア多様性の理解と母体炎症による影響の解明 」、他の助成を受けています。

*T- GExフェロー:世界的課題を解決する知の「開拓者」育成事業(文部科学省「世界で活躍できる研究者戦略育成事業」)に採用された若手研究者

量子で挑む極限性能コンピュータのはなし
藤巻 朗 工学研究科 教授・田中 雅光 工学研究科 准教授 

★ラボツアーあり★ 量子とは、さまざまな物理現象に現れるエネルギーの最小単位です。量子の持つ特異な性質を利用すると、極限的な性能に迫るコンピュータを実現できます。超伝導をつかった量子を操るコンピュータについて、原理から最前線までお話しします。

この研究は、科学研究費・特別推進研究「パルスを情報伝達担体とする超低電力100GHz級超伝導量子デジタルシステムの探求」、JST・CREST「人工スピンで作る柔らかさ可変の担体による高エネルギー効率情報処理」、JST・ムーンショット型研究開発事業「超伝導量子回路の集積化技術の開発」、他の助成を受けています。

お問い合わせ

学術研究・産学官連携推進本部 企画・プロジェクト推進部門 情報発信ユニット
outreach[at]aip.nagoya-u.ac.jp ([at]を@へ変更してください)
TEL: 052‐747‐6790 (平日8:30~17:15 担当者不在の場合は折り返しご連絡いたします)