研究者リーダーシップ・プログラム オンライン開催(2023/8~2024/3 全7回)

※このイベントは終了しました

リーダーシップと聞くと、チーム⼒向上のために、チームにどのように貢献するのかということをイメージすることが多いと思います。
しかし同時に、⾃分を知り、⾃分と他者との違いを知り、⾃分をマネジメントする⼒も⼤切です。本プログラムでは、⾃分⾃⾝と向き合い、⾃分をマネジメントする⼿法について学び、また、キャリアについて考える機会とします。さらに、キャリアやライフワークバランスに関する多様な考え⽅を相互に理解し、多様性を理解することの⼤切さについても考える機会とします。

⽬的および実施⽅法

・ 本プログラムではすべての研修を Zoom で開催します。
・ 本プログラムは半年間のプログラムで、複数回の研修を⾏います。参加メンバーは、全ての研修にできるだけご参加いただきます。同じメンバーが半年間継続して研修を⾏うことにより、リーダーシップスキルを向上させるだけでなく、参加者同⼠のネットワーク形成も⽬的としています。
・ これまで同プログラムに参加された⽅や、初めて同プログラムに参加を考えているが参加できない⽇があるという⽅は、単発でも受講可能ですが、できるだけ多くの回に参加頂けることが望ましいです。
・ 本プログラムに参加して得られた気づきについて、全研修終了後にレポート(A4 サイズ 1 枚程度)を提出して頂きます。参加者のレポートをまとめて報告書とし、気づきの共有を図ります。
・ プログラム修了者には、レポート提出後に、本プログラム受講を証明する「修了証」を授与します。「修了証」は、プログラム修了者のプロモーションの際のアピール等にご活⽤ください。修了証授与の要件は、全研修のうち 3 回以上の参加とレポートの提出になります。
※文部科学省に提出する報告書作成にあたり、参加者の研究業績(論文数や外部資金獲得件数等)を提出頂く場合があります。

開催情報

2023年8⽉〜2024年3⽉ 全7回

対象

名古屋⼤学の研究者(性別や⽂系・理系の分野は問わない、特任教員、研究員を含み、学⽣は除く)
世界的課題を解決する知の「開拓者」育成事業の若⼿研究者(T-GEx フェロー、T-GEx アソシエート)

募集人数

約40名 ※ 研修のすべて(または多く)に出席できる方
- 原則として先着順ですが、男女の割合がなるべく偏らないようにこちらで判断させて頂きます
- 1~2 回のみの参加も受け付けますが、希望者が多い場合には出席可能回数が多い方を優先的に受け付けます

申し込み⽅法および締切

7 ⽉ 28 ⽇(⾦)までに下記申し込みフォームにてお申し込みください。

お問い合わせ

ジェンダーダイバーシティセンター
kyodo-sankaku1[at]adm.nagoya-u.ac.jp  ※[at]を@に変換してください

詳細は、チラシをご覧ください。

プログラム

第1回 参加者による自己紹介

8月29日(火)13:30-14:30

参加者から自己紹介及び本プログラムへの参加目的、研究生活で感じている課題等について発表し、お互いを知る機会とします。

ファシリテーター︓
学術研究・産学官連携推進本部 研究支援・人材育成部門 URA 熊坂 真由子 氏

第2回 キャリアについて考える

9⽉13⽇(⽔)13:30-15:00

自身はどうありたいのか︖研究者としての生き方と言っても、研究の状況、研究者を取り巻く環境は様々であり、キャリアパスも千差万別です。本研修では、他の研究者の体験(自身の研究人生に影響を与えた出来事、人との出会い、ワークライフバランスに対して意識していること等)や考え方に触れ、自身のキャリアパスについて考える機会とします。

講師:
昭和薬科大学 地域医療部門 教授 菊池 千草 氏(20 分)
近畿大学 生物理工学部 生命情報工学科 教授 財津 桂 氏(20 分)

第3回 自己理解を深め、他者理解・相互理解につなげる

10⽉17⽇(⽕)13:30-15:00

私たちの多くが普段何げなく行っている、情報を集め判断する認知活動。しかしそのやり方には、人それぞれ違いがあることをご存知ですか︖本研修では、そのような認知活動のパターンと、自分にとって自然な認知活動を知るきっかけを作り、自分本来の資質をより活かせるようになるとともに、家族や学生などと、より良好な関係性を築くための方法を探求します。

講師:
東北大学 大学院教育学研究科 准教授 中島 平 氏

第4回 キャリアアップのためのアクションプラン-Step1︓現状把握、ゴール設定、行動計画の作成

11⽉10⽇(⾦)13:30-15:00

これまでのキャリアを棚卸したうえで、今後の大学研究・教育・組織運営に主体的に関わりながら、参加者それぞれが目指す姿(キャリアビジョン)を設定し、その拘りや達成に向けた拠り所などを、講師との対話を通じて探ります。

講師:
株式会社キャリアデザイン 樋口 貴子 氏

第5回 研究者にとってのタイムマネジメント

12⽉15 ⽇(⾦)13:30-15:00

効率的な働き方を考え、タイムマネジメントを意識的に実践することは、研究時間を確保し、ワークライフバランスを保つために不可欠な視点です。本研修では、仕事の時間管理の基本的な手法を学び、今後の仕事への取り組み方や意欲の向上につなげる機会とします。

講師:
日本マネジメント協会(中部) 福島 清誠 氏

第6回 キャリアアップのためのアクションプラン-Step2︓アクションプランの発表、障壁と資源の洗い出し

1 ⽉12 ⽇(⾦)13:30-15:00

参加者それぞれが目指す姿(キャリアビジョン)を実現するためのアクションプランを発表し、その障壁となる事柄にどう対処するのか、また必要な資源をどのように調達するのかを、講師との対話を通じて探ります。

講師:
株式会社キャリアデザイン 樋口 貴子 氏

第7回 プログラムを振り返って(プログラム総括)

3⽉5⽇(⽕)13:30-15:00

本プログラムに参加することで考えたこと、試してみたこと、得られた気づきなどを共有する回とします。この半年間の自身の活動を振り返ると共に、他の参加者の考えや活動からも学ぶ機会とします。また、理想とするキャリア、ライフワークバランスと現在の状況・環境について、参加者が感じている問題を共有し、共に解決策について議論し、研究者としての生き方・あり方について考える機会とします。

ファシリテーター︓
学術研究・産学官連携推進本部 研究支援・人材育成部門 URA 熊坂 真由子 氏

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