名古屋大学協力会 講演会のご案内
AIやビッグデータ解析を価値につなげる"実世界データ循環" -実世界データ循環コンソーシアムの試み-
第4次産業革命(Society5.0)時代に我が国の競争力を高めていくためには、あらゆる分野・業種における経済社会等の諸活動に、AI、IoT、ビッグデータを活用していく必要があり、知識やスキルに加え、ビジネス化等の実社会での活用能力を併せ持つ人材が求められています。
製品やサービスがもたらす社会的価値の本質は、それを手にした人々が、「便利、楽しさ、健康、豊かさ」といった根源的な価値を共有することにあります。「受け手の望み」と「作り手の思い」のやりとりの中で価値は形成されますが、受け手の望みは絶えず変容し、捉えどころがありません。この受け手の望みをくみ取り、新しい製品やサービスに結び付ける試みこそが、今求められる価値創造のプロセスであり、我々は、これを「実世界データ循環」と呼びます。
名古屋大学では、AI、IoT、ビッグデータを高度に駆使する人材の発掘・育成・活躍促進を通じて、実世界データ循環を推進し、新しい価値創造に貢献していくための産学連携組織である「実世界データ循環コンソーシアム」を設置いたしました。
名古屋大学が運営する博士課程リーディングプログラムの一つである「実世界循環学リーダー人材養成プログラム」において蓄積してきた良質なアセットを最大限に活用し、学生ベンチャーが8社起業されるなど、産学の人材・知・資金の好循環(=エコシステム)を生み出していきます。
本セミナーでは、本プログラムを通じて生み出してきた、様々な"実世界データ循環"の成果をご紹介するとともに、今年度新たに設立した「実世界データ循環コンソーシアム」についてご紹介いたします。
会員各社の将来に向けた経営・技術戦略にたいへん参考になると思いますので、多数のご参加を期待しております。
【開催日時】平成30年 11 月 30日(金) 15:00~17:00
【開催場所】名古屋大学 NIC館 3階 大会議室
(会場地図) //www.aip.nagoya-u.ac.jp/center//
【参加費用】無料
【定 員】50名(定員になり次第締め切ります)
プログラム
1.AIやビッグデータ解析を価値につなげる"実世界データ循環"
-実世界データ循環コンソーシアムの試み-
講師: 名古屋大学大学院 情報学研究科 特任教授 中岩浩巳
1) "実世界データ循環"とは
2) "実世界データ循環"の成果紹介
3) 「実世界データ循環学リーダー人材養成プログラム」の紹介
2.名刺交換会
【お申し込み・お問い合わせ】
名古屋大学協力会事務局
電話/FAX:052-782-1811
e-mail:kyouryokukai@aip.nagoya-u.ac.jp