あいちサイエンスフェスティバル2019

中京テレビ開局50年×名古屋大学創立80周年特別番組「カッティングエッジ 世界を変える科学者たち」

・放送日時︓2019年11月17日(日)15:00~16:25
・企画制作︓中京テレビ放送
・特別協力︓名古屋大学
・取材調整︓名古屋大学学術研究・産学官連携推進本部

中京テレビ開局50年と名古屋大学創立80周年を記念し、東海地域の科学とものづくりの最先端研究を紹介する科学特別番組が制作されました。

出演︓天野 浩(名古屋大学未来材料・システム研究所 教授)

名古屋大学赤﨑記念研究館にて、窒化ガリウム研究の現状と可能性について、林修氏と対談をしました。 卓越大学院プログラムについても紹介し、学術界と経済界をつなぐ人材育成への抱負も語りました。


出演︓山本 真義(名古屋大学未来材料・システム研究所 教授)

林修氏と壇蜜氏が研究室を訪問し、無線給電研究の現状や、空飛ぶクルマの研究開発状況などについて紹介しました。この分野の産業を日本がけん引すべく、日々研究に取り組んでいる様子が伝えられました。


出演︓土屋 雄一朗(名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所 准教授)

穀物を枯らす寄生植物ストライガの駆除を目的として、開発した分子「SPL7」によるケニアでのフィールド実験の様子が取材されました。分野を超えて融合するITbMの環境が画期的な研究を生んでいることも紹介されました。


出演︓宮田 喜久子(名古屋大学工学研究科 助教)

より多様で身近な用途にも使えるよう、手のひらサイズの人工衛星の研究開発に取り組む様子が紹介されました。理系の女性研究者をもっと増やすべきだというトークも、他の出演者たちと展開されました。


あいちサイエンスフェスティバル2019 イベント・講座

集まれ︕︕未来の科学者たち 出張︕名大博物館

日時︓2019年9月29日(日) 14:00 - 16:30 講師︓名古屋大学博物館 会場︓イオンモールナゴヤドーム前 主催︓名古屋大学学術研究・産学官連携推進本部 共催︓愛知県、協力︓名古屋大学博物館 カニや骨の標本、土器、ウミユリなど、博物館資料の展示と、顕微鏡を覗いたり、土器に縄目をつけたりするハンズオンを、多くのお客さんが楽しみました。学生スタッフも積極的にお客さんとコミュニケーションし、対話的な出張博物館となりました。


KagaQシンポジウム サイエンスとアートに影響を与えるメディア

日時︓2019年10月26日(土) 13:30 - 16:00 講師︓久木田 水生(名古屋大学大学院情報学研究科 准教授) 会場︓名古屋大学NIC1階 Idea Stoa 主催︓KagaQ(かがく) 協力︓名古屋大学学術研究・産学官連携推進本部 現代美術がメディアを通じて社会に拡散、受容される過程で、様々な問題が起こっています。シンポジウムでは、社会におけるサイエンスとアートの、今後望まれる展開について討議を行いました。


サイエンスワールド科学講演会 入門!! ブラックホールと銀河宇宙

日時︓2019年11月10日(日) 13:30 - 15:00 講師︓竹内 努(名古屋大学大学院理学研究科素粒子宇宙物理学専攻 准教授) 会場︓サイエンスワールド 主催︓サイエンスワールド 協力︓名古屋大学学術研究・産学官連携推進本部 宇宙の大きな謎の一つブラックホールとは一体何なのか︖その謎と銀河の進化についてお話しました。会場からのたくさんの質問にも、わかりやすく丁寧に解説しました。


親子でサイエンストーク 巨大地震はいつ来るのか︖大垣では何が起きるのか︖教えて先生︕

日時︓2019年11月17日(日) 14:00 - 15:30 講師︓山岡 耕春(名古屋大学大学院環境学研究科 教授) 会場︓大垣市スイトピアセンター こどもサイエンスプラザ 主催︓大垣市文化事業団、名古屋大学学術研究・産学官連携推進本部 地震による断層がどのようにできるのかについて、実際の写真を見ながら解説を受けた後、小麦粉とココア粉を使った実験をして理解しました。その後、防災模型「紙ぶるる」も作り、建物のはすかいの大切さについて実感しました。


あいちサイエンスフェスティバル2019 サイエンストーク

原始生命の生存戦略 ー小惑星衝突イベントを生き抜く︕

日時︓2019年10月17日(木) 18:30 - 20:00 講師︓杉谷 健一郎(名古屋大学大学院環境学研究科 教授) 会場︓文化系飲食店「ボクモ」 主催︓名古屋大学学術研究・産学官連携推進本部 小惑星が頻繁に地球に衝突していた太古代の地層から発見されたレンズ状微生物の化石の分析を元に、当時の原始生命がどのように生き延びたのかについて考えました。オーストラリアでのフィールドワークの様子など、ロマンあふれるお話を楽しみました。


iPS細胞を利用した視床下部- 下垂体の医療

日時︓2019年10月29日(火) 18:30 - 20:00  講師︓須賀 英隆(名古屋大学大学院医学系研究科 准教授) 会場︓三井住友銀行SMBCパーク栄 主催︓名古屋大学学術研究・産学官連携推進本部 ホルモンを分泌する視床下部や下垂体の再生医療について最新の研究状況をお話ししました。実用化まではまだ時間がかかりますが、参加者からは、研究の進展を期待する感想がたくさん寄せられました。


物質なんでも鑑定団︕質量分析︕

日時︓2019年10月31日(木) 18:30 - 20:00 講師︓桑田 啓子(名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所 特任助教) 会場︓文化系飲食店「ボクモ」 主催︓名古屋大学学術研究・産学官連携推進本部 質量分析計や研究のお話はもとより、学童保育、趣味、ワークライフバランスのお話など、話題は多岐に渡り、ゲストの人柄と食事を楽しみながら、ユニークなサイエンストークとなりました。


見えないけれど美しい、有機分子の「かたち」~くすりと有機化学~

日時︓2019年11月5日(火) 18:30 - 20:00 講師︓横島 聡(名古屋大学創薬科学研究科 教授) 会場︓Cafe&Bar Perms(パームス) 主催︓名古屋大学学術研究・産学官連携推進本部 有機合成による創薬研究過程についてお話ししました。立体的な分子構造や、29段階の分子合成過程を表現したアニメーションに参加者も見入り、有機分子の形の美しさの一端を感じることができました。


図書館サイエンス夜話 第一夜 空気を肥料とする夢の作物への挑戦

日時︓2019年11月7日(木) 18:30 - 19:45 講師︓藤田 祐一(名古屋大学大学院生命農学研究科 教授) 会場︓名古屋市鶴舞中央図書館 主催︓名古屋市鶴舞中央図書館 共催︓名古屋大学学術研究・産学官連携推進本部 農作物の成長に欠かせない窒素。膨大なエネルギーを使う工業的窒素固定ではなく、遺伝子改良による窒素固定を研究されている講師の熱い思いが伝わるお話でした。


RNA創薬 ―生命をだまして薬をつくる―

日時︓2019年11月12日(火) 18:30 - 20:00 講師︓阿部 洋(名古屋大学大学院理学研究科 教授) 会場︓Cafe&Bar Perms(パームス) 主催︓名古屋大学学術研究・産学官連携推進本部 近年注目されている、DNAやRNAを用いた創薬研究について、その原理や最新の研究状況などを解説しました。遺伝子治療の倫理的問題などにも触れ、今後の創薬研究のあり方についても議論しました。


心不全パンデミック(=爆発的流行)︓心不全の症状と最新の治療法

日時︓2019年11月19日(火) 18:30 - 20:00 講師︓秋田 利明(名古屋大学医学部附属病院・心臓外科 特任教授) 会場︓三井住友銀行SMB パーク栄 主催︓名古屋大学学術研究・産学官連携推進本部 心不全について、講師が取組む「心臓サポートネット治療」を含めた様々な治療法が紹介されました。また、最適な治療法である心臓移植が日本で進まない理由についても、参加者とともに考えました。


図書館サイエンス夜話 第三夜 AIとIoTで変革する未来の“無意識な”医療とヘルスケア

日時︓2019年11月21日(木) 18:30 - 19:45 講師︓新津 葵一(名古屋大学大学院工学研究科 准教授、JST・さきがけ研究員(兼任)、JST・AIPネットワークラボさきがけ研究員(兼任)) 会場︓名古屋市鶴舞中央図書館 主催︓名古屋市鶴舞中央図書館 共催︓名古屋大学学術研究・産学官連携推進本部 血糖値測定が可能なコンタクトレンズの研究について、違和感なく、高額にならず、身体にも影響の少ないものを開発するための試行錯誤がわかる内容でした。会場から多くの質問が飛び交い、双方向の学びの場となりました。


あいちサイエンス・コミュニケーション・ネットワーク連携事業 名古屋大学出前授業 in 豊橋2019

・主催:豊橋市、豊橋市教育委員会、名古屋大学学術研究・産学官連携推進本部

真夏の南極ってどんなとこ︖

日時︓2019年11月3日(日・祝) 13:30 - 14:30 講師︓栗田 直幸(名古屋大学宇宙地球環境研究所 准教授) 会場︓豊橋市視聴覚教育センター 南極はどうして寒いの︖南極ってどれくらいの大きさ︖といったことから、南極観測隊での暮らしなどのお話を聞きました。また南極水・水道水・地下水などの飲み比べ実験なども行いました。


ハエが奏でる愛の歌

日時︓2019年11月17日(日) 14:30 - 16:00 講師︓上川内 あづさ(名古屋大学大学院理学研究科 教授) 会場︓豊橋市自然史博物館 ショウジョウバエのオスがメスのために発する音を、ハエの脳がどのように理解するのか、そのしくみを紹介しました。


モンゴルのフィールドワークから明らかになった5.5 億年前の動物の初期進化

日時︓2019年11月24日(日) 14:30 - 16:00 講師︓大路 樹生(名古屋大学博物館 教授) 会場︓豊橋市自然史博物館 モンゴルのフィールドワークから明らかになった5.5億年前の動物の初期進化について最新の研究成果を紹介しました。


電気はクルマに、船に、飛行機に︕

日時︓2019年12月1日(日) 11:00 - 12:00 講師︓今岡 淳(名古屋大学大学院工学研究科 助教) 会場︓豊橋市視聴覚教育センター 電気の未来について分かりやすく紹介しました。将来期待されるワイヤレス給電などは、音叉を使った共鳴などで模擬実験を行い、そのしくみを体験しました。


メダカのオスとメスはどう決まるか

日時︓2019年12月15日(日) 14:30 - 16:00 講師︓田中 実(名古屋大学大学院理学研究科 教授) 会場︓豊橋市自然史博物館 メダカのオスとメスが決定される仕組みについて研究の最前線を紹介し、メダカの卵の発生過程を観察しました。


人と協働するロボット

日時︓2019年12月22日(日) 13:30 - 14:30 講師︓舟洞 佑記(名古屋大学大学院工学研究科 助教) 会場︓豊橋市視聴覚教育センター 人の生活を支援するために必要なロボットのセンサー・カメラ・プログラミングなどについて、ドローンや3次元的に動く布などを使いながら紹介しました。