第48回名大カフェ 日本語タイムトラベル 8月20日開催

2014/07/25

科学が進歩する昨今、より豊かな社会生活を行っていく上で、科学技術の知識が必要となっていますが、科学の進歩に伴い専門家と市民との間で考えかたや知識の 差が大きくなってきています。そのため、デートや友達と行きたくなるようなおしゃれな雰囲気で、専門家を囲みながら科学を気楽に楽しむコミュニケーション するサイエンスカフェとして、「名大カフェ "Science, and Me " 」と名付けて2010 年7月から名古屋市の繁華街で開催しています。

イベント詳細

企画名称 第48回名大カフェ”Science, and Me “
日本語タイムトラベル
イベント企画団体名 名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部
想定する対象者 中学生以上の一般市民を想定
実施形態 サイエンスカフェ
企画の趣旨 カフェなどで研究者や専門家と気軽に交流を楽しむライブイベントです
出演・登壇者 宮地 朝子 氏
名古屋大学大学院文学研究科 准教授
実施規模 30名程度
開催予定日 2014年08月20日(水)
開催日程 18:30~20:00(開場18:00)
開催地区 名古屋市内
開催場所 ジュンク堂書店ロフト名古屋店7階ブックサロン
(名古屋市中区栄3-18-1 ナディアパーク内)
特記事項 ※本会場では飲み物の提供はありません
イベントの問い合わせ先 名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部
TEL: 052-747-6791
資料1 20140820_ScienceandMe_A4_01_web1.pdf
詳細

現代の日本語は、授業で親しんだ平安時代の古典語が千年の時をかけて変化してきた末裔です。何時代の人となら話が通じると思いますか?その変化は、なぜ、どのようにして起こったのでしょうか。室町時代の日本語学習書や江戸時代の大衆文芸、古い辞書や和歌の指南書などに残る足跡から、その歴史をひもといてみましょう。

開催報告 知っているようで知らない日本語の変化について文学研究科の宮地さんが紹介しました。奈良時代からの日本語の表記と発音の変遷について、残されている史料を丁寧に観察することで様々なことがわかってきます。「文語と口語」「標準語と方言」という視点から日本語の歴史を読み解く、日本語学の醍醐味を味わいました。