第55回名大カフェ「白と黒の粒子からカラフルな色の材料をつくる」

2015/02/12

科学が進歩する昨今、より豊かな社会生活を行っていく上で、科学技術の知識が必要となっていますが、科学の進歩に伴い専門家と市民との間で考えかたや知識の 差が大きくなってきています。そのため、デートや友達と行きたくなるようなおしゃれな雰囲気で、専門家を囲みながら科学を気楽に楽しむコミュニケーション するサイエンスカフェとして、「名大カフェ "Science, and Me " 」と名付けて2010 年7月から名古屋市の繁華街で開催しています。

イベント詳細

企画名称 第55回名大カフェ”Science, and Me ”
「白と黒の粒子からカラフルな色の材料をつくる」
イベント企画団体名 名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部
想定する対象者 中学生以上の一般市民を想定
実施形態 サイエンスカフェ
企画の趣旨 カフェなどで研究者や専門家と気軽に交流を楽しむライブイベントです
出演・登壇者 竹岡 敬和 氏
名古屋大学院 工学研究科 物質制御工学専攻 准教授
実施規模 30名程度
開催予定日 2015年3月12日(木)
開催日程 18:30~20:00(開場18:00)
開催地区 名古屋市内
開催場所 ジュンク堂書店ロフト名古屋店7階ブックサロン
(名古屋市中区栄3-18-1 ナディアパーク内)
特記事項 ※本会場では飲み物の提供はありません
イベントの問い合わせ先 名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部
TEL: 052-747-6791
資料1 20150312_ScienceandMe_A4.pdf
詳細

色々な色作り。白と黒の粒子を混ぜ合わせると、その構造発色から、非常に鮮やかな色を作り出すことを発見しました。退色など従来の染料の問題点を克服し、人や環境に優しい材料を使ったエコな色材作りを紹介します。
【お知らせ】
竹岡氏のラボでは「構造色」の他、「―ひっぱって、まげて、ねじって、押しつぶして―のどんな刺激にも応えるゲル」も研究しています。
名大NUリサーチ(WEB版サイエンスカフェ)で取り上げられましたので、是非お読みください。

■日本語
/research-information/mcafe/0001815-2

開催報告
色にまつわる話から、目の仕組み、光について、竹岡氏が分かりやすく説明しました。白と黒の粒子はバラバラに分散すると灰色を呈しますが、粒子が配列し出すとカラフルな色を作ります。この構造色を用いた、エコな看板作り、化粧品作り、など提案もしながら、ものづくりの未来を参加者と語り合いました。
開催報告