第70回名大カフェ「藻類でバイオ燃料をつくるはなし」はどこまで進んだか1月25日開催

2016/12/17

科学が進歩する昨今、より豊かな社会生活を行っていく上で科学技術の知識が必要となっている一方で、専門家と市民との間で考えかたや知識の差が大きくなってきています。そのため、専門家を囲みながら、科学を気楽に楽しみコミュニケーションするサイエンスカフェとして、「名大カフェ "Science, and Me " 」を2010年7月から名古屋市の繁華街で開催しています。

イベント企画団体名 名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部
想定する対象者 中学生以上の一般市民を想定
実施形態 サイエンスカフェ
企画の趣旨 カフェなどで研究者や専門家と気軽に交流を楽しむライブイベントです
出演・登壇者 小俣 達男 氏
名古屋大学大学院生命農学研究科 教授
実施規模 30名程度
開催予定日 2017年1月25日(水)
開催日程 18:30~20:00(開場18:00)
開催地区 名古屋市内
開催場所 青少年ひろば(7th CAFE)
(名古屋市中区栄3-18-1 ナディアパーク内 デザインセンタービル7階)
特記事項 ●入場料500円(ワンドリンク付き)
●申込不要 18:00頃より整理券を配布します
イベントの問い合わせ先 名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部
TEL: 052-747-6791
資料1 20170125_ScienceandMe_A4_web1.pdf
詳細

クリーンエネルギーとして期待されながら、なかなか進まない微細藻類を用いたバイオ燃料生産の実用化を進めるため、私が新しい研究を初めてから5年になります。この間の研究の成果と、明らかになった実用化への道筋についてお話しします。

主催 名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部
共催 公益財団法人名古屋市文化振興事業団(名古屋市青少年文化センター)
開催報告
藻類は健康食品として使われ始めていますが、バイオ燃料として使用するには、少ない生産コストを実現する必要があり、多くの課題を抱えています。解決策として、細胞分裂を押さえ脂肪酸を細胞から排出する方法の研究の紹介がありました。課題は多いですが、この基礎研究からバイオ燃料を含む新しいイノベーションが生まれるかもしれません。
開催報告

農業で盛んに使われる古い技術なのに未解明なことが多い「接ぎ木」。新しく発見されたタバコ属を使った異科接ぎ木の技術は、植物の能力の解明だけでなく、効率よく育成できる農作物が作れる事が紹介され、参加者からも強い期待が向けられている。