名古屋大学ミニ・オープンレクチャー2020

2020年3月に開催中止となった「名古屋大学オープンレクチャー2020」から、3人の講師がオンラインで講義をおこないました。

※このイベントは終了しています。

開催概要

■開催日時

9月20日(日) 10:30~11:30
10月4日(日) 10:30~11:50
10月25日(日) 13:30~14:50

*各回とも冒頭約15分間で名古屋大学の概要を紹介します。(各回の紹介内容は部分的に異なります。)

■開催方法 オンライン開催(YouTubeにて録画配信、またはZoomウェビナーにてライブ開催)
■参加方法 PCやスマホ等で視聴。申込者に視聴URLをお送りします。
■参加費 無料
■申込 ◎要事前申込(下記の各講義※※参加申込み※※よりお申込みください)※このイベントは終了しています。
3日間とも、申込先と視聴URLが異なります。すべての講義に参加したい場合は、お手数ですが、それぞれに申込をお願いします。1日だけ、2日だけの参加もOKです。
■注意事項

・視聴URLの他者への転送はご遠慮ください。
・講義内容の録画や撮影はご遠慮ください。

■チラシ 名古屋大学ミニ・オープンレクチャー2020チラシ

講義内容要

9/20(日)10:30~11:30 | YouTubeにて録画配信(定員なし)
不完全競争の経済学のはなし

安達 貴教 経済学研究科 准教授

私たちの生きる社会では、多くの産業において、特定の数社が生産や売り上げの大半を占めているような「寡占」が常態となっています。独占禁止法とは、このような経済のあり方を前提として、市場の規律を保持するための法律であり、それに基づいて「独禁政策」(「競争政策」とも言います)が運用されています。この講義では、その背後の論理を支える考え方で ある「不完全競争の経済学」の一端について、基礎的な解説を行います。
レクチャー資料
この研究は、科学研究費・基盤研究 (C) 「複数財寡占における価格転嫁のメカニズムと実態に関する理論的・実証的研究」、他の助成を受けています。

※9/20に公開されたYouTube動画は、以下のリンクからご視聴いただけます。
https://youtu.be/1b0o7ohSMTs


10/4(日)10:30~11:50 | Zoomウェビナーにてライブ開催(定員100名、先着順)
体内の物質や薬物の分析のはなし

財津 桂 医学系研究科/高等研究院 准教授

“質量分析” という言葉をご存知ですか?質量分析は、体内の物質を観察することや、科学捜査研究所(科捜研)における薬物の分析に用いられています。体内の物質を“見ること” の大切さや、科捜研の薬物分析が「一体どんなもの?」というお話をします。
この研究は、研究大学強化促進事業 若手新分野創成研究ユニット・フロンティア「in vivo リアルタイム・オミクス研究室」、他の助成を受けています。


10/25(日)13:30~14:50 | Zoomウェビナーにてライブ開催(定員100名、先着順)
細胞で子どものがんを治すはなし

高橋 義行 医学系研究科 教授

抗がん剤の薬や手術、放射線といった従来の治療法で治せない患者さんを、免疫細胞で治せるようになってきました。患者さん自身のT細胞を遺伝子操作して体に戻すことで、がん細胞を治してしまうCAR-T(カーティー)細胞療法をご紹介します。
この研究は、AMED 革新的がん医療実用化研究事業「小児急性リンパ性白血病に対する非ウイルスベクターを用いたキメラ抗原受容体 T 細胞療法の実用化」、他の助成を受けています。

※10/25に開催された内容(動画)は、以下のリンクからご視聴いただけます。
https://youtu.be/AZDA7_wGjJ4