名古屋大学オープンレクチャー2016

※このイベントは終了しています。

開催概要

■開催日

3月21日(月・休)   ◎入場無料 ◎要事前申込み

■タイムテーブル
  • 14:30~15:00 受付(理学南館坂田・平田ホール)
  • 15:00~15:20 名古屋大学概要説明 ほか
  • 15:30~17:00 公開講義(各講義室:当日ご案内します)
■会場地図

名古屋大学東山キャンパス(名古屋市千種区不老町1)
名古屋市営地下鉄「名古屋大学駅」

■チラシ
■問い合わせ 学術研究・産学官連携推進本部 052-747-6791

講義内容

現代の難民問題についてのはなし

浅川 晃広 氏(国際開発研究科 講師)

2015 年に多くのシリア難民がヨーロッパに流入したことに見られるように、難民問題は世界的な課題になっています。また日本でも難民認定申請者が増加しています。現代の難民問題について分析し、解決への道筋について考えていきます。   


身近なプラズマのはなし

石川 健治 氏(工学研究科附属プラズマナノ工学研究センター 特任教授)

オーロラなど神秘的で美しくもあるプラズマは、気体に電気エネルギーを与える発生します。宇宙から原子スケールの現象、エネルギー・半導体・環境・新素材・医療・バイオなどへの応用、それらツールとしての役割や現象の魅力についてお話しします。


食物や植物が地獄に落ちて、苦しむ絵巻のはなし

伊藤 信博 氏(国際言語文化研究科 助教)

室町時代の文学作品には、植物や食物が擬人化され争う作品があります。また、大根、蕎麦など食物が地獄に落ち、苦しみ、僧に救いを求める作品も生まれました。このような作品と当時流行した「絵解き」の関連性を再現も交えながら探ります。


Twitter で読み解く人間行動のはなし

笹原 和俊 氏(情報科学研究科 助教)

ソーシャルメディアの登場によって人々がそれぞれの「いま」を伝え、「共感」でつながる時代になりました。Twitter などの大規模ソーシャルデータを分析して「見える化」することで、ネット時代の人間行動を読み解きます。


役に立つ?素粒子 - 軽すぎるニュートリノと宇宙線による大型構造物の透視-

中村 光廣 氏(未来材料・システム研究所 教授)

名古屋大学が行なってきたニュートリノの研究を紹介と、研究のために開発した素粒子測定装置・原子核乾板の予想外の使い方:宇宙線を使ったレントゲン写真についても紹介します。


コウモリと私たちの生活のはなし

本道 栄一 氏(生命農学研究科 教授)

コウモリってどんな動物でしょう?最近、コウモリは危ない病原体を持っていることが報道されるようになってきました。吸血鬼のように本当に怖い動物なのでしょうか?今回はコウモリの生態を知り、どうやって仲良くしていくかについて考えてみましょう。