名古屋大学オープンレクチャー2024

※このイベントは終了しています。

名古屋大学 オープンレクチャー2024

開催概要

■開催日

3月20日(水・祝) ◎入場無料 ◎要事前申込み(先着順)
■タイムテーブル

13:00~ 受付(理学南館坂田・平田ホール)

  • 13:30~13:50 名古屋大学紹介
  • 14:00~15:30 公開講義(各講義室:当日ご案内します)
■会場地図

名古屋大学東山キャンパス(名古屋市千種区不老町1)
名古屋市営地下鉄「名古屋大学駅」

※公共交通機関をご利用下さい。(構内に駐車された場合、1時間ごとに600円かかります。)

■チラシ 名古屋大学オープンレクチャー2024チラシ.pdf
■対象 高校生 *中学生、高専生、大学(院)進学検討中の方も可
■定員 50名/各講義(申込先着順)
■注意事項 *マスクの着用については、混雑状況等により、各自のご判断で着用をお願いいたします。
■問い合わせ 学術研究・産学官連携推進本部
E-mail : outreach●aip.nagoya-u.ac.jp(●を@に変えて下さい)

講義内容 

がんを免疫で治すはなし
高橋 義行 大学院医学系研究科 教授/医学部附属病院小児がん治療センター センター長

がんの患者さんから取り出したT リンパ球に、がん細胞を見つけることができるCAR 遺伝子を組み込んでつくったCAR-T 細胞が、がん治療の切り札と期待されています。より安全で安価なCAR-T 細胞製造技術を用いた名大やタイでの治療開発をご紹介します。

この研究は、AMED 革新的がん医療実用化研究事業、他の助成を受けています。

こころの病気にかかわるゲノムバリアント(変異)のはなし
久島 周 医学部附属病院 病院講師

近年のゲノム解析技術の発展を背景に、ヒトの病気の発症に関わる遺伝要因の実態が明らかになりつつあります。この講義では、わたしが専門とするこころの病気(精神疾患)を中心に、最近の研究から明らかになってきたゲノムバリアントについて紹介します。

この研究は、AMED ゲノム医薬実現推進プラットフォーム・先端ゲノム研究開発(GRIFIN)「精神疾患の個別化医療を実現するためのゲノム空間オミクス多施設」、他の助成を受けています。

太陽風エネルギーが地球大気に及ぼす影響のはなし
大山 伸一郎 宇宙地球環境研究所 講師

太陽から恒常的に放出される高速プラズマ(平均400 km/s)は地球大気に様々な影響を与えています。オーロラはそのひとつに過ぎません。異常加熱と大気膨張に伴うスターリンク衛星の再突入など具体例を紹介しつつ、日々どんなことが起きているのかを話します。

この研究は、科研費・国際先導研究「PBASE プログラム」、他の助成を受けています。

分子を並べてつくった物質の電子の動きをみるはなし
水津 理恵 大学院理学研究科 特任助教

材料の機能は電子の動きによって決まるため、電子の動きについての情報は次世代デバイス材料をつくる上でとても重要です。本講義では分子の形や並べ方によって電子の動きがどう変わるかについて光電子分光装置を見学しながら紹介します。

この研究は、さきがけ「原子・分子の自在配列と特性・機能」「強相関ラジカル分子構造体のライングラフ物性」、他の助成を受けています。

お問い合わせ

学術研究・産学官連携推進本部 企画・プロジェクト推進部門 情報発信ユニット
outreach[at]aip.nagoya-u.ac.jp ([at]を@へ変更してください)
TEL: 052‐747‐6527 (平日8:30~17:15 担当者不在の場合は折り返しご連絡いたします)