豊田通商株式会社(H19.1.24)

豊田通商株式会社との産学連携協定について

平成19年2月19日、本学(総長:平野眞一)と豊田通商株式会社(以下豊田通商、本社:名古屋市、社長:清水順三氏)は、「産学連携に関する協定書」を締結しました。

連携目的・経緯

本学は、既に平成14年に企業が大学の研究成果を使用可能な体制を構築すべく「学術研究・産学官連携推進本部」を立ち上げ、産学官の連携促進を図っています。
一方、豊田通商は新規事業創出・育成の仕組みとしてアイプログラムを進めています。アイプログラムとは、豊田通商の営業部や取引先の現場にある課題を抽出し、解決方法・技術を事業へ育成する仕組みです。このプログラムを進めるにあたり、学術的意見の入手先や共同検討・研究先を必要としていました。

本学と豊田通商は、従来より、部局と個別の分野で共同検討・研究等を行ってきましたが、より多くの学部・部署との多面的な体制を作ることが必要との認識を持っていました。
今般の連携協定締結により、学術研究・産学官連携推進本部と直接かつ定期的な窓口を持つことができ、学術的意見活用の幅が一層広がると考えます。

豊田通商は「モノづくり」において、長い伝統をもつトヨタグループの1社として中部地区に確固たる基盤を有しています。今回の本学との産学連携締結によって、より一層の当地域発展への貢献を目指していくとのことです。