【中日文化センター・名古屋大学協力講座】動物の世界を覗く~何を感じて、どう行動しているのか~(7/21、8/18、9/15ハイブリッド開催)

※このイベントは終了しました

一般市民向けに研究アウトリーチを実践します。中日文化センターの名古屋大学協力講座では、1つの大きなテーマについて、3名の若手研究者がリレー形式で講義を行います。若手研究者自らがどのようなテーマで、誰と組んでストーリーを作るのかを企画し、学術研究・産学官連携推進本部ではその相談・支援を行います。

講座内容

テーマ:「動物の世界を覗く~何を感じて、どう行動しているのか~」

地球上にはさまざまな生物が生存しています。生物は私たちと同じように世界を感じているのでしょうか。あるいは全く異なる世界を見ているのでしょうか。本講座では、名古屋大学の新進気鋭の若手研究者3名が、動物の感じている世界、動物たちの知られざる生態について解説します。7月から始まる3カ月講座です。

「動物の世界を覗く~何を感じて、どう行動しているのか~」チラシ

カリキュラム

7月21日(金)10:30~12:00
「昆虫の脳:虫から見た世界を知る」

講師:名古屋大学大学院 理学研究科 講師 石川由希

昆虫も脳を持っていることをご存知でしょうか?この脳を使って、昆虫はモノを認識し、良い経験や悪い経験から学習し、互いにコミュニケーションを取っています。昆虫の脳から、ヒトとは異なる「頭脳」のありかたを考えます。

子育てしながら研究したかったら、名大おいでよ!(研究紹介記事)

8月18日(金)10:30~12:00
「目がないのに光る生き物たち」

講師:名古屋大学 高等研究院/理学研究科 YLC特任助教 別所-上原 学

初夏の宵を彩るホタル。彼らが光を使って求愛をすることは有名です。実は、キノコやミミズなど、目を持たないにもかかわらず光る生き物は身近にいます。また、海の生き物に目を向けると、むしろ、目がないのに光る生き物たちがたくさんいることが分かってきました。裏庭から深海まで、暗闇で光る知られざる動物たちの世界について紹介します。

海の光るいのち、進化を読み解く(研究紹介動画) 「昔はいたんだけどね」っていいたくないから…。今伝えたい海の「光」とは?(研究紹介記事&Podcast)

9月15日(金)10:30~12:00
「魚によって重要な感覚は違う? 脳部位が巨大化?」

講師:名古屋大学 高等研究院/生命農学研究科 YLC特任助教 萩尾華子

魚種によって重要な感覚は異なり、例えば夜行性の魚は嗅覚が発達していたり、視覚でコミュニケーションを取る魚は視覚がかなり発達しています。なんと重要な感覚に対応する脳の場所が巨大化します!魚のさまざまな感覚器や脳について紹介します。

第91回名大カフェ「魚はものをどのように見ているのか-魚の視覚解明を目指して-」(トークイベント記録動画)


受講方法:
教室受講(名古屋・栄 中日文化センター)またはオンライン受講(Zoomウェビナー)


受講料:3か月(3回)分 8,580円(税込み)


申込詳細: ※申込は終了しました

主催:中日文化センター
協力:名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部

問い合わせ:名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部
jinzai-g-event[at]aip.nagoya-u.ac.jp(熊坂) ※[at]を@に変換してください

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