《終了しました》研究シーズ提案セミナー開催(2023年1月18日)

(学際統合物質科学研究機構シーズ 第一回)
「 人工と天然の融合:物質の光物性と触媒機能の最先端 
  ~生物が創るシステムをより深く理解して 新しい医療や持続可能な炭素物質生産を拓く~」

「研究シーズ提案セミナー」は、名古屋大学教員のシーズを会員の皆様に提案し、会員様と大学との共同研究等に発展することを
目的として開催しています。
今回は、2022年7月に設立した名古屋大学 学際統合物質科学研究機構(以下、「IRCCS」)から、重点研究分野のシーズを2回に分けて紹介いたします。
「学際」とは、分野横断的で異分野を融合するような研究活動の展開を意味します。本機構では、触媒、マテリアル、バイオ機能などの
分野間をまたがる重点研究分野・課題を設定し、それらを中心に学際分野へと研究を展開しています。学際研究からも最先端の純正研究や
基礎研究が生まれますが、次代に求められる産業や人材育成のニーズなども各々の研究者が独自の視点で展望し、基礎科学から
より踏み込んだ形で、物質機能の新しい価値や持続可能な物質社会への貢献につながるシーズ発掘を目指しています。
今回ご案内の第一回では、名古屋大学(母体組織)のシーズを紹介し、2月1日開催の第二回では、共にIRCCSを組織する北海道大学、
京都大学、九州大学のシーズをご紹介いたします。
貴社の情報収集活動の一助になれば幸いです。皆様のお申込みをお待ちしております。
  《ご参考:学際統合物質科学研究機構(IRCCS) Webサイト》 
    https://irccs.nagoya-u.ac.jp/

【開催日時】2023年1月18日(水)15:00~17:00
【開催方法】Zoomウェビナー

【参加費】無料
【参加対象】名大協力会会員、IRCCS関係者、後援機関会員
【定 員】90名
【申込締切】2023年1月16日(月)※延長いたしました

【主 催】名古屋大学協力会、名古屋大学 学際統合物質科学研究機構、
     名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部
【後 援】岐阜大学地域交流協力会

【プログラム】
1. 主催者挨拶
2. 名古屋大学 学際統合物質科学研究機構(IRCCS)の紹介 及びテーマ概要  IRCCS 副機構長  山口 茂弘 氏
3. セミナー
 「発光分子材料と蛍光イメージング技術」  
   講師:名古屋大学ITbM/大学院理学研究科教授、IRCCS副機構長   山口 茂弘 氏
   概要:分子の重要な光機能の一つに発光が挙げられる。秀逸な発光分子の創出は、有機光エレクトロニクスや細胞の蛍光イメージング
      技術など、多様な分子技術につながる。特に後者は、現代の生命科学研究の必須ツールとして、基礎的な化学研究を超えて、
      生物学や医療の進歩に貢献できる。課題は、新展開を生み出しうる優れた蛍光特性をもつ分子骨格をいかに創出できるかである。
      我々は最近、耐光性を極めた蛍光色素の開発に成功し、超解像顕微鏡を用いた蛍光イメージング技術の進展に貢献している。
      本報告では、それらの最近の進展について述べたい。
    (キーワード:蛍光分子、蛍光イメージング、有機光エレクトロニクス) 
 「エネルギー応答型精密Ir錯体触媒が拓く再生可能炭素資源の水素化」
   講師:名古屋大学IRCCS/大学院理学研究科教授、IRCCS国際・学際・産学連携推進部門長    斎藤 進 氏      
   概要:炭素資源を多様化し資源循環する社会システムの必要性が顕在化している。なかでもカルボン酸に代表されるバイオマス資源や
      CO2は、炭素ニュートラルな社会の実現の鍵を握る再生可能な炭素資源だが、熱力学的に極安定な高酸(素)化物質であるため、
      これらの触媒的還元によるエネルギー豊富な炭素原料への変換には高エネルギーの「水素」や「電子」を必要とする。
      本講演では、熱、光、そして電気のエネルギーすべてに応答する(PNNP)Ir触媒 (PNNP型配位子を有する精密イリジウム錯体)を
      用いるこれら再生可能資源の熱的水素化を中心に多様なアルコール原料を得る手法の新展開について述べる。
    (キーワード:水素化還元、カルボン酸とCO2 、精密イリジウム錯体触媒) 
 「金属酵素を誤作動させる分子を利用する高難度物質変換」
   講師:名古屋大学 名古屋大学大学院理学研究科教授、IRCCS融合研究推進部門長    荘司 長三 氏
   概要:巨大菌由来の長鎖脂肪酸水酸化酵素であるシトクロムP450BM3は、長鎖脂肪酸以外の基質に対する活性が著しく低いため、
      野生型のP450BM3は、ガス状アルカンやベンゼンなどの基質を含めて長鎖脂肪酸と構造が大きく異なる基質を水酸化する
      ことはできない。P450BM3を誤作動させるダミー基質(デコイ分子)を取り込ませると誤作動により酵素のスイッチが
      ONの状態になり、ガス状アルカンやベンゼンなどの小分子基質を水酸化可能になる反応系を開発した。
     (キーワード:シトクロムP450、デコイ分子、アルカン水酸化)

【参加申込について】
・下記の申込フォームよりお申込みください。
    https://forms.gle/83RxA7bL6vyy7Lye8/
   (Googleフォームが開きます)

【ご案内・注意事項】
・視聴方法については、お申込みいただいたメールアドレスへ開催前日までにご案内します。
・録画、撮影、録音は禁止となります。
・当日の発表の音声、スライドの著作権は発表者に帰属します。

【問合せ先】名古屋大学協力会事務局
E-mail:kyouryokukai[at]aip.nagoya-u.ac.jp ([at]を@へ変更してください)

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