研究シーズ提案セミナー開催(2022年9月28日)

「 次世代自動車はすぐそこまで来ている 」

「研究シーズ提案セミナー」とは、名古屋大学教員のシーズを会員の皆様に提案し、会員様と大学との共同研究等に発展することを目的とするものです。
今回は「次世代自動車の将来動向」をテーマに開催いたします。皆様のお申込みをお待ちしております。

【開催日時】2022年9月28日(水)15:00~16:30
【開催方法】Zoomウェビナー

【参加費】無料
【参加対象】名大協力会会員、名古屋大学教職員
【定員】90名
【申込締切】2022年9月26日(月)※延長しました

【主催】名古屋大学協力会、名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部
【後援】SEMI ジャパン、岐阜大学地域交流協力会

【プログラム】
1.主催者挨拶
2.セミナー
「 次世代自動車はすぐそこまで来ている 」
  講師:名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所 客員准教授
     インテル株式会社 デジタルインフラストラクチャダイレクター  野辺 継男 氏


3.質疑応答

<講演概要>
脱炭素に向け、安全保障の視点からも無尽蔵で地産地消も可能な再生可能エネルギー(再エネ)の拡大が急務となっている。バッテリーは再エネ安定供給のためのキーデバイスとなり、移動するバッテリーEV (BEV)は、高度なセンサー群と情報処理能力を満載し、電力マネジメントに組み込まれる。同時に、大量のBEVからのデータをクラウドに集め、深層強化学習等を利用してエネルギー効率と運転支援機能(安全性)を高め、BEVはクラウドを介してあらゆるサービスと融合し、自動車の概念を一新する。こうしたBEVの付加価値の多くはソフトウエアで定義され、無線通信でアップデートされ、常に新車と同じ機能を提供する。多くの自動車会社は、2025年頃の大量生産に向けこれまでとは異なる技術に莫大な投資を行っており、2030年頃にはこうした「次世代自動車」が普及する。

 参考資料《CASE、MaaS(周辺含む)の世界動向調査・分析》
   https://nuss.nagoya-u.ac.jp/s/3CKQsPoprMQxK6Y

<講師紹介>
   1983年早稲田大学 理工学部 応用物理学科卒業、日本電気に入社。
     パソコン事業に関連した海外事業、国内製品技術、及びソリューション事業関連で、
     国内外の各種プロジェクトを立ち上げ。
   2000年に同社退職後、ソフトバンクのオンラインゲーム子会社を設立し、CEOに就任。
     ソフトバンクのインターネットサービスプロバイダー事業の拡大に貢献。
   2004年日産自動車入社。
     車のIT/IoT化に取り組み、2011年 EV LEAFでGSMA Mobile World Congressにて、
     "Best Mobile Innovation for Automotive and Transport"を獲得。
   2012年インテル入社。
     自動運転とモビリティサービスの事業開発と政策推進を担当。
   2014年からは、名古屋大学未来社会創造機構の客員准教授を兼任。
     名古屋大学発スタートアップ企業であるTier-IVの設立に貢献するなど、
     自動運転技術の研究開発を手がけている。

【お申込みについて】
・下の申込フォームへご入力後、確認ボタン→投稿ボタン とお進みください。
・本セミナーをご視聴できるのは、事前に参加申し込みされた方のみとなります。
 参加ご希望の方は各自お申し込み下さい。

【ご案内・注意事項】
・視聴方法については、お申込みいただいたメールアドレスへ開催前日までにご案内します。
・録画、撮影、録音は禁止となります。
・当日の発表の音声、スライドの著作権は発表者に帰属します。

【問合せ先】名古屋大学協力会事務局
E-mail:kyouryokukai[at]aip.nagoya-u.ac.jp ([at]を@へ変更してください)

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