「金属×材料×加工 技術支援ネットワークによる基盤企業の技術力強化」 テクサポネットセミナー(第7弾)
(主催 名古屋大学協力会・中部経済産業局)
【開催趣旨】
テクサポネットは、鋳造、鍛造、切削加工、めっき等の基盤技術分野における中小企業の技術支援に向けて12名の大学等研究者と、公設試4機関がタッグを組み、それぞれの強みである「実験・考察」と「評価・分析」を融合することで、中小企業が持つ技術のエビデンスを示し、その技術にお墨付きを与える(=技術ブランディング)ことを目的とするネットワークです。
今般、テクサポネットセミナー第7弾として、テクサポネットメンバーによる最新シーズ講演や、東海3県1市公設試連携による事例紹介を行います。また、「金融機関との連携」に着目し、産学官金連携の事例紹介や、当局が新たに取り組もうとしている金融機関との連携事業についてもご紹介いたします。
【開催日時】2019年10月24日(木)15:00~19:00
【開催場所】名古屋大学 アジア法交流館2階 アジアコミュニティフォーラム
http://cale.law.nagoya-u.ac.jp/access/index.html
(構内案内)アジア法交流館案内図.pdf
【参加費】セミナー ・・・名古屋大学協力会会員・非会員とも 無料、
意見交換会・・・名古屋大学協力会会員 無料、非会員 1,000円
【主 催】名古屋大学協力会・中部経済産業局
【プログラム】--------------------------------------------------------------------------
15:00~15:05
【開会挨拶】経済産業省 中部経済産業局 地域経済部 産業技術課長 篠田 顕一
15:05~15:45
【講演1】「表界面機械的応答特性の制御のための高密度プラズマの活用
(炭素系硬質材料の合成からプラズマ潤滑まで)」
岐阜大学 工学部 機械工学科 教授 上坂 裕之
プラズマは機械部品・部材向けの表面加工プロセスとしても幅広く使用されています.講演では,しゅう動界面向けの炭素系硬質材料の合成プロセスを中心として,その基礎,超高速成膜に関する新展開,プロセス技術・装置としての将来展望を語ります.また,プラズマ自身が,固体潤滑,流体潤滑,ガス潤滑に続く第4の潤滑手段となる可能性について紹介します.
15:45~16:15
【講演2】「東海3県1市公設試連携による取組事例のご紹介」
三重県工業研究所 主幹研究員 金森 陽一
東海3県1市(愛知県、岐阜県、三重県、名古屋市)の公設試では、平成30年度、令和元年度に連携して経済産業省の事業を実施しています。本講演では、平成30年度実施事業「金属素形材の生産性向上に向けた「デジタルものづくり」協創基盤整備事業」の概要と取組結果、及び令和元年度実施事業「輸送機器の軽量化へ向けたマルチマテリアル化支援プラットフォーム構築事業」の概要と取組状況を紹介させていただきます。
16:15~16:25 <休憩>
16:25~17:05
【講演3】「起業のススメ ― 大学発ベンチャーの利点と可能性 ―」
株式会社U-MaP 取締役COO 前田 孝浩
名古屋大学 未来材料・システム研究所 教授 宇治原 徹
中小企業と大企業、民間企業と大学、行政と金融など様々な立場の方々が、立ち位置を共有して力を集結し、シームレスに活動するためにはどうすれば良いのか。「名古屋大学発ベンチャー株式会社U-MaP」の取り組みを、パネルディスカッション形式でご紹介します。
17:05~17:35
【講演4】「愛知銀行の産学官金連携の取組について」
愛知銀行 法人営業部 地域連携グループ
グループリーダー 坪井 和之
1.愛知銀行のご紹介
2.産学連携協定締結先について
3.技術相談の橋渡しについて
4.取組事例のご紹介
5.中部経済産業局との連携
以上を中心としまして、お話しをさせていただく予定です。
17:35~17:45
<主催者より>「新たなマッチング事業のご紹介」
中部経済産業局 地域経済部 産業技術課
テクサポネットでは、サポイン(戦略的基盤技術高度化支援事業)や共同研究プロジェクトの組成を目的として、地域金融機関と連携した、企業と大学等との新たなマッチング事業を展開します。今回は、本事業の詳細をお話しいたします。
17:45~17:50
【閉会挨拶】名古屋大学 未来材料・システム研究所 教授 宇治原 徹
18:00~19:00
【意見交換会】
開催場所:名古屋大学 法政国際教育協力研究センター
(2F)カンファレンスルーム